徳島・那賀町が町営ドローン練習場を整備 完成予定は2017年度中、周辺は桜の名所

徳島・那賀町が町営ドローン練習場を整備 完成予定は2017年度中、周辺は桜の名所

 「日本一ドローンが飛ぶ町に」を掲げ、ドローンによる地域活性化を目指している徳島県那賀町は、町営のドローン練習場を整備することになった。2月15日に開かれた町議会2月定例会議で、関連予算2090万円が2016年度補正予算に計上することが議決された。これを受けて町は2017年度中の完成を目指す。


ドローンによる地方創生、練習場整備でさらにはずみを

ドローンの練習場が整備される予定地の周辺は、自然に囲まれている。赤で囲まれたところが、今期の整備予定地(撮影:一般社団法人UAS多用推進技術会)

那賀町は「日本一ドローンが飛ぶ町に!」を掲げるなど、ドローンの利活用による地域創生に取り組んでいる

 練習場は同町小仁宇(こにう)に広がる自然豊かな山林の一角に整備される。約1000平方メートルの木を伐採して造成し、電源などドローンの練習やフライトに必要な設備、施設を整え、練習場にする。9月に着工し、2018年3月末までの完成を目指す。利用料などの運用規則は今後、検討していく。
 練習場一帯は、地元では桜の名所として知られる。開花期には、ドローンで100メートルほど浮上させれば、空から桜が一帯を覆う景色の空撮を楽しめることが期待される。開花期は例年3月であるため、桜が練習場のオープンを祝福する可能性がある。
那賀町は徳島県が独自に制定した県版地方創生特区の第一号に指定され、「徳島ドローン特区」を掲げて、ドローンの利活用による活性化に取り組んでいる。
 これまでに町民向けの操縦講習会を実施したり、全国のドローンレースの地区大会を開催したり、地元の県立高校でドローンを活用する授業を取り入れたりと、ドローンの推進を活発化させていて、短期間で「町民のほとんどがドローンを知っている」状況までなった。
 練習場の整備をきっかけに、ドローンによる地域創生に、さらにはずみをつけたい考えだ。

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