【慶大×田村市】ホバリングほぼOK! 船引高校で第2回ドローン特別講座

【慶大×田村市】ホバリングほぼOK! 船引高校で第2回ドローン特別講座

 福島県田村市と〝ドローン連携〟を締結した慶應義塾大学は11日、田村市にある県立船引高校で、第2回、特別講座を開催した。慶大ドローン社会共創コンソーシアムの事務局長を務める南政樹政策・メディア研究科特任助教が、安全運航に必要な心構えを伝えたほか、ゲームを織り交ぜて、実技指導をした。


同校はまだ冬休み期間中だが、講座に登録している生徒のほとんどが出席し、腕を磨いた。
この日の特別講座空中で機体の位置を一定に保つホバリングや、前後進などの基本操作の確認からスタート。多くの生徒が難なくこなしており、昨年12月21日の第1回のさいに、操縦者の意志と異なる方向に飛んでいくドローンを追いかけていた姿とは一変し、ときおり落ちたり、コースをはずれたりすることはあるものの、慣れた手つきで浮かばせていた。
 習熟度を高めるため、基礎技術を活用するゲームも導入。体育館にあるゴミ箱をゴールにみたてて、一定の距離から操作して、ドローンをうまくいれたり、そのゴミ箱を逆さまに裏返して、上向きになった底の上にドローンをぴたりと降ろしたりして、得点を競い合った。

福島県立船引高校(田村市)で行われた、慶大による第2回ドローン特別講座では、ゴミ箱をゴールにみたててドローンをいれるゲームで操縦技術を磨いた=11日、福島県田村市の船引高校(村山繁撮影)

後半には、四角形を描くように操縦する「スクエア」や、円を描くようにとばす「サークル」に挑戦。最後には空撮ドローンで、撮影の体験もした。
 実技指導の間に、南氏は「できるようになった生徒は、までできていない生徒に、こうしたらいいのではあいか、と伝えてあげてほしい。それは、このあと後輩を指導する練習にもなる。田村市では、いまドローンを学んでいるみなさんが、指導役になる」と、生徒たちに期待をかけた。
 特別講座は今後、空撮、レース、地域課題解決といった、生徒たちがドローンで取り組みたい分野ごとにチームに分かれ、具体的な成果づくりに取り組む。
 講座の様子を見守っていた船引高校の櫻井克彦教頭は、「生徒の成長がめざましい。なによりも楽しそうに取り組んでいることが伝わってくる」と目を細めた。
 第3回の講座は1月20日に開催する予定だ。

特別講座はまだ2回目だが、自分で飛ばしたドローンを手で受け止める操作はこなせる生徒も出てきて、教員も「成長が著しい」と目を細めた=11日、福島県田村市の船引高校

この記事のライター

関連する投稿


【慶大×田村市】船引高校に小高産業技術高校生が訪問 手作りカリキュラムで交流の輪

【慶大×田村市】船引高校に小高産業技術高校生が訪問 手作りカリキュラムで交流の輪

慶大がドローン連携協定を結んでいる福島県田村市で12月3日、地元の県立船引高校に、福島県南相馬市にある県立小高産業技術高校の生徒が訪問し、ドローンの交流が実現した。扱い方の始動を受けてきた船引高校の生徒は、90分にわたり、学んできた経験やコツを伝授した。


【慶大×田村市】総合防災訓練でドローン高校生躍動 市民から「すごいね~」と感心の声

【慶大×田村市】総合防災訓練でドローン高校生躍動 市民から「すごいね~」と感心の声

 平成29年度田村市総防災訓練が10月1日、同市常葉(ときわ)地区で開催され、同市の防災訓練として初めてドローンが導入された。慶大の指導を受けた同市消防団や、福島県立船引高校の生徒が参加し、市民から「すごいね」「たのもしい」の声があがるなど、存在感を示した。


【慶大×田村市】ドローン講座第二期終了 承諾書の実物に実感 慶大・南氏「ドローンの〝師〟として発信を!」

【慶大×田村市】ドローン講座第二期終了 承諾書の実物に実感 慶大・南氏「ドローンの〝師〟として発信を!」

 ドローン研究に力を入れる慶大が、福島県田村市と結んでいる〝ドローン連携〟で、事業の目玉として進めていた福島県立船引高校(田村市)でのドローン特別講座第2期が9月11日、終了した。生徒達は今後、蓄積した知識や経験、技術の活かし方を自主的に考えていく。


【慶大×田村市】田村市消防団がドローン講習 「協定に頼らず、自前で」

【慶大×田村市】田村市消防団がドローン講習 「協定に頼らず、自前で」

 福島県田村市は11日、田村市消防団向けのドローン講習会を開いた。ドローン操作技術を自前で身に着け、いざというときに操作できる技術を身に着けておくことが目的。田村市とドローン連携を結んでいる慶大ドローン社会共創コンソーシアムの南政樹事務局長が講師を務めた。


【慶大×田村市】国交省承認取得! 船引高ドローンチームが野外音楽フェスで活躍!

【慶大×田村市】国交省承認取得! 船引高ドローンチームが野外音楽フェスで活躍!

 地域発信型の野外フェス、One+Nation music circusが9日、福島県田村市運動公園で開かれ著名アーティストが会場を魅了しました。会場では地元の福島県立船引高校の生徒が、慶大から指導を受けて磨き続けてきたドローンの腕を存分に発揮し、会場の空撮と、来場者向けの体験会で、来場者を盛り上げ、驚かせました。


最新の投稿


【ロボデックス2018】CFD販売がエアロセンスのドローンを国内初の取り扱い

【ロボデックス2018】CFD販売がエアロセンスのドローンを国内初の取り扱い

オリジナル商品を含めPCパーツを幅広く取り扱うPCパーツの総合サプライヤーのCFD(シー・エフ・デー)販売は、 ロボデックス2018で国内初となるエアロセンスのドローン販売を開始した。


D-ACADEMY 関東埼玉が第18期JUIDA認定スクール(埼玉会場) JUIDA認定3日間基礎コース

D-ACADEMY 関東埼玉が第18期JUIDA認定スクール(埼玉会場) JUIDA認定3日間基礎コース

本コース修了者は、JUIDAが定める申請手続きを行うことにより、JUIDA「操縦技能証明証」「安全運航管理者証明証」が交付されます。


防水ドローン「Splash Drone Auto 3 日本仕様モデル」販売開始

防水ドローン「Splash Drone Auto 3 日本仕様モデル」販売開始

Gate Side Marine株式会社(沖縄県国頭郡恩納村)は、防水ドローン「Splash Drone Auto 3」のメーカーSwellpro社(中国)と日本総代理店契約を締結し、1月20日(土)から先行販売プレオーダーの受付開始した。


【ロボデックス2018】DJI Mavic Proの産業用途を拡大するJ DRONE

【ロボデックス2018】DJI Mavic Proの産業用途を拡大するJ DRONE

オーダーメイドでドローン製作に対応する株式会社日本サーキット(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:酒井哲広、以下J DRONE)は、ビッグサイトで開催されたロボデックス展で、DJI Mavic Proをはじめとした、各種の改造型ドローンを展示していた。


ライフセーバードローンがオーストラリアで2名の少年を救助

ライフセーバードローンがオーストラリアで2名の少年を救助

オーストラリアで水難救助用ドローンを運用しているLittle Ripper Life SAVERは、ニューサウスウェールズ州レノックスヘッドの沖合約700メートルで漂流している2人の10代の遊泳者を救助した。