「SORAPASS」が「気象情報・3 次元地図・報告書作成サポート」で機能強化!12月5日からサービスを開始

「SORAPASS」が「気象情報・3 次元地図・報告書作成サポート」で機能強化!12月5日からサービスを開始

一般社団法人日本 UAS 産業振興協議会(JUIDA)と、ブ ルーイノベーション株式会社、株式会社ゼンリンは、ドローン専用飛支援サービス「SORAPASS(ソラパス)」に、新機能として①気象情報、②3次元地図、③報告書作成サポー トの 3 つのサービスを新たに追加し、12 月 5 日(月)から提供を開始すると発表した。


新機能でドローンの事業活用を一元的にサポート

 2015年12月に施行された改正航空法では、高度150メートル以上、人口密集地や空港周辺等でのドローンの飛行が禁止された。SORAPASS(ソラパス)は、一般社団法人日本 UAS 産業振興協議会(JUIDA)と、ブ ルーイノベーション株式会社、株式会社ゼンリンによって、飛行禁止空域を地図上で一目で確認できるサービスとして2016年5月にスタートした。
 SORAPASSにはこの他に飛行申請書を簡単に作成できる機能が備わっていて、申請書作成にかかっていた手間を大幅に省くことができるようになっただけでなく、行政書士ネットワーク※との連携で複雑な飛行申請手続のサポートも行っている。現在では会員登録者数が1万人を超えた。
 ドローンユーザーにとって、よりドローンを安全・安心に利用できるためのサービスプラットフォームの定番となっている。
※行政書士ネットワーク 130 名を超える行政書士を有する団体で、ドローンの飛行申請実績は 450 件を超えた。

 今回の発表によると、3つの新機能が追加され、現行のSORAPASSをより強化したものとなった。なお、価格プランとして、SORAPASS会員はスタンダードプラン、ライトプラン、JUIDA認定スクール卒業生はアカデミックプランを選択することが可能となっている。

SORAPASSの新機能について発表するブルーイノベーションの熊田雅之取締役COO。

■新機能

①気象情報
 気象情報では、日本気象株式会社(大阪府大阪市)が気象予報に加えて、ドローンの安全な飛行に必要な「上空の風速・風向情報」、空撮・測量などに必要な「日の 出・日の入り情報」「雲量情報」などを提供する。「上空の風速・風向情報」では、利用者が自分で 50m・ 75m・100m・125m・150m・200m・250m・300m と高度を設定することが可能で、設定した高度の風速・風向情報 を閲覧することができる。
 上空の詳細な風速・風向情報を事前に確認することにより、事故の防止策として活用することが可能となった。

通常の地図表示画面の左側に気象上が表示される。

高度に対応した詳細情報が取得できる。

②3 次元地図(3Dマップ)
 3 次元地図では、一般財団法人リモート・センシング技術センター(ESTEC)が平面上では確認しづらい飛行禁止空域(空港周辺情報など)を 3 次元で確認することがで きる 3 次元地図を提供する。3 次元地図と、通常の地図はシームレスに移動ができるため、あらかじめ飛行 する箇所の安全性を複数視点で確認することが可能となる。

3Dマップ画面。通常画面とシームレスに切り替えられる。

3D強調画面

③報告書作成サポート
 国土交通省による許可・承認を受けた方のうち、許可・承認期間が 3 ヶ月を超える包括申請(同一の申請者が一定期間内に反復して飛行を行う場合又は異なる複数の場所で飛行を行う場合の申請)により許可・承 認を受けた方は、許可・承認日から 3 ヶ月毎及び許可・承認期間終了までの飛行実績の報告を行う必要がある※。報告書作成サポート機能は、簡単に報告書作成 を行うことが可能となる。
http://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000044.html

■「SORAPASS」の利用方法
「SORAPASS」は会員登録(無料)することによって利用できます。
会員登録 URL:http://www.sorapass.com/

【本件に関するお問い合わせ先】
ブルーイノベーション株式会社 SORAPASS 事務局
電話番号:03-3293-8801(受付/土日祝日除く 9:00~17:00)
E-mail:sorapass@blue-i.co.jp

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