【Japan Drone 2019】ドコモがドローン関連ソリューションを一堂に展示

【Japan Drone 2019】ドコモがドローン関連ソリューションを一堂に展示

NTTドコモは、Japan Drone 2019で10種類のドローン関連ソリューションを展示した。そのなかでも、映像伝送や基地局点検など4つの重点的な取り組みを前面にアピールしていた。


10個のソリューションと4つの重点事業

 ドコモが発表した10個のソリューションは以下になる。

1.ドローン・リアルタイム映像伝送
2.ドローン農作業支援
3.docomo sky 基地局点検
4.docomo sky ソーラーパネル点検

5.セルラー経由でのドローン搭載カメラの遠隔操作
6.ドローン空撮アシスタント「MR × スマートグラス × 5G」
7.3Dセルラーエリアマップ / ドローン向けセルラー最適化
8.airpalette UTM
9.SIM認証を活用したドローン利用管理
10.浮遊球体ドローンディスプレイ / GEOSPACE 3D

 これら10個のソリューションの中で、特にドコモが注力している分野が、上位4つになる。ドローン・リアルタイム映像伝送では、ドローンのプロポなどから出力されるHDMI出力をキャプチャ装置とPCにLTE通信を組み合わせることで、離れた場所にある会議室などのモニターに伝送する。現在は、ドローンから直接LTE網での映像伝送が許可されていないので、中継システムを開発し提案している。
 また、docomo skyと名付けられた二つの点検ソリューションでは、通信基地局やソーラーパネルを点検する。基地局点検ソリューションはドコモが独自に開発したアプリケーションを用いて、手動またはオートパイロットによるドローンの飛行で撮影した電波鉄塔の映像をもとに点検する。ドローンを活用することで、これまで3名で担当していた点検が2名に減り、点検時に梯子の昇降がなくなることで、作業時間も短縮されたという。すでに中国地方では200本を超える検査実績もある。
 そして、農作業支援では、AIRSTAGE社と共同でドローンを活用したNDVI(正規化差植生指数)による作物の生育状況把握システムを提供する。ドローンによる赤外線カメラによる空撮画像から、農作物のNDVIセンシングデータを取得し、生育状況を把握する。近い将来には、蓄積したデータを分析して、必要な作業の提案や、農薬に肥料や水などの自動散布との連携も計画している。

ドコモの注力するソリューションのリアルタイム映像転送の構造図

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