Amazonがドローン配送に関連した特許を新たに取得

Amazonがドローン配送に関連した特許を新たに取得

2019年2月5日 - 米国。Amazon(米国ワシントン州シアトル)は、配送用ドローンが着陸位置を確認するために、ドローン用の着陸マーカーと着陸位置を検証する特許を取得した。


配送位置の障害物をチェックする特許

 Amazonが取得した特許は、アメリカ合衆国特許10198955で"DRONE MARKER AND LANDING ZONE VERIFICATION"(ドローンマーカーと着陸位置の検証)というもの。無人航空機(UAV)が荷物をある位置に配送するのを助けるために、配送先の位置を確認し着陸マーカーと領域を識別する技術となる。例えば、UAVが配達場所に到着したという指示を受信すると、サーバコンピュータは、UAVによって提供される領域の1つ以上の画像を取得して、着陸マーカーの近くに障害物がないかを判別する。もしも、何らかの障害物があれば、ユーザデバイスにメッセージを送り、荷物を受け取るユーザーと対話することができる。そして、着陸マーカ付近の安全性を画像で識別して、その着陸マーカに荷物を配信するように、UAVを案内するための命令と着陸マーカの識別情報などをUAVに送信し、UAVが着陸と配達を実施する。

ドローンとサーバとユーザが相互に交信して着陸位置の安全をチェックする

過去のAmazonによるドローン配送のイメージビデオでは、荷物を下ろす場所を示すマーカーが置かれた庭などを目指してドローンが飛行していた。しかし、それだけでは配達する場所に安全にドローンが着陸または、荷物を投下できるか不明だった。今回の特許は、ドローンから着陸マーカーの近辺を撮影して、その画像認識をサーバで処理することで、着陸地点の安全性を確認するもの。

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