ドローン業務活用者を育成
総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社(東京都江東区/ パーソルP&T)は、 ドローンスクールを運営する一般社団法人ドローン大学校と業務提携し、 企業のドローン実用化の促進および豊富な知識と高い操作技術を有するドローン業務活用者を育成し、 人材サービスを提供するパーソルキャリア株式会社とも協業することでドローン人材の雇用促進モデル開発を進める。
ドローンビジネス市場では現在、安全性への配慮等により厳しい規制が敷かれているものの、 2020年台前半には規制緩和が進むことから、 多くの産業でドローンの実用化が加速すると予想されている。
このような社会状況を反映して、国内におけるドローンビジネスの市場規模は、 2017年度は503億円(前年比42%増)と推測され、 2018年度には前年比71%増の860億円に拡大、 2024年度には3,711億円(2017年度の約7倍)に達すると見込まれている。 (※出所例:『ドローンビジネス調査報告書2018』インプレスより)また、 PwCの発表では、2020年の海外を含むドローン市場は14兆円ともいわれている。
しかしながら、一方でドローンの商用利用を検討・進める企業においては、 様々な法律を遵守しなければならず、 その定義やルールを遵守したビジネスモデルを構築するには専門的な知識を持った人材が必要となっている。 そのような中、多くの企業やスクールで、 ドローン操縦士を育成するプログラムが組まれているものの、 基礎的な操作方法のみに留まり、 実際の事業やサービスで活躍ができるレベルまでの育成は困難となっていることから、ドローンの実用化を進める技術者の不足は、 企業の商用化の実現も困難な状況になることが懸念されている。
そこで今回両社が行うサービスでは、 既にドローンの業務利用を手掛けている企業、 およびドローンの業務利用を検討している企業を対象に、 業務構築から担当者の育成支援まで、 実用化を支援する「ドローンの活用促進サービス」と、 ドローンに興味がある・ドローンに携わる仕事をしたいという人を対象にドローン業務活用者を育成する「ドローンビジネススタッフ育成サービス」の2つのサービスの提供が予定されている。
企業のドローンの実用化を全面的にバックアップ
これまでパーソルP&Tでは、 ビジネスにおける業務モデルの構築から、 業務プロセスの可視化、 運用まで支援しており、また、 ドローンの実用化においても様々な分野で新規事業企画や新技術開発も支援している。 その知見やノウハウを活かし、 ドローンの実用化に向けた業務構築からルール化、 運用、 業務に合わせたドローン機材の選定まで、 トータルにご支援し、 企業のドローン実用化を全面的にバックアップするとしている。
「業務に合わせてドローンを活用できる人」を育成
各サービスの人材育成プログラムにおける操縦研修は、 これまで多くの専門技術者を育成してきたドローン大学校が担当し、 業務で必要となる知識に関しては、 両社の強みを活かし、 独自の育成プログラムを開発する予定となっている。 操縦研修、 および業務研修を実施することにより「業務に合わせてドローンを活用できる人」を育成する。
また受講者は市場価値の高いドローン技術者としてキャリアアップにもつながる。
修了者へは雇用促進までを支援
さらに、 講座修了者には、 人材紹介サービスや正社員領域等の求人広告、 求人メディアの運営を手掛けるパーソルキャリアの転職サービス「doda」が、 ドローン事業を行う企業の求人を紹介し、 就業を支援していく。
問い合わせ・申し込み
<問い合わせ>
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 広報担当:木村
TEL:03-6385-6866
MAIL: pr@persol.co.jp
<申し込み>
URL: https://www.persol-pt.co.jp/drone/contact.html