エンルート、RIEGLスキャナ搭載機「LS1500R」を11月8日に発売 バッテリー含め25㎏未満で20分飛行

エンルート、RIEGLスキャナ搭載機「LS1500R」を11月8日に発売 バッテリー含め25㎏未満で20分飛行

 産業用ドローン製造のエンルート(埼玉県)は7日、オーストリアの測量機器メーカー、RIEGL製レーザースキャナ「VUX-1UAV」を搭載した新型機「LS1500R」を11月8日に発売すると発表した。機体、バッテリー、測量機材をあわせた重量は21.4㎏と25㎏未満に抑え、専用バッテリーで20分飛行可能だ。


測量会社「嶺水」での使用実績をベースに開発

 新型機「LS1500R」は同社の大型農薬散布機「AC1500」をベースに、3次元測量向けに開発した特注機で、エンルートとしては昨年9月の「QC730TS」以来の新型機となる。測量、計測で実績を持つ測量会社、株式会社嶺水(長野県飯田市)の協力を受け現場の実践を想定して開発した。

 搭載したレーザースキャナはRIEGL「VUX-1UAV」で、測定精度10mm、最大200ライン/秒の高速スキャン、最大500,000点/秒の測定レート、330度の広い視野でのデータ収集などが特徴だ。

 また機体の最大の特徴は軽量化だ。ドローンは大きくなるほど動力が大きいためより高い安全性が求められ、総重量が25キロ以上の大きな機体は、それより軽いドローンと比べ、飛行申請の審査にあたり追加基準が適用される。LS1500Rは機体の軽量化と専用バッテリーの搭載で重量を21・4キロに抑えていて、追加基準の適用を受けずに申請ができる。軽量化の実現により、レーザー測量機以外の、複数の機器類の装備もカスタマイズができる。

 本体は6基のローターをもつヘキサコプターで、国産フライトコントローラーRidge Hawkを搭載。自動航行装置、飛行ログ(位置情報、高度、時刻、飛行姿勢)を備える。ジオフェンス設定時にはバッテリー残量が低下すると自動帰還機能が働き安全を確保する。また画像伝送装置で飛行風景、飛行データをリアルタイム表示できる。専用バッテリー2本を搭載して最大20分の飛行が可能で、最大飛行距離は4m/秒で飛行して4500m、風速10メートル/秒の耐風性を持つ。

 嶺水により1年以上の使用実績をベースにしたサポート体制も整えている。またエンルート直営スクールでの機体操縦の教習も準備している。

https://enroute.co.jp/news/ls1500r/

エンルートが発売を発表した「LS1500R」

RIEGLE「VUX-1UAV」

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