キヤノン、ドローン搭載カメラに最適のグローバルシャッター機能を搭載したCMOSセンサーを発売

キヤノン、ドローン搭載カメラに最適のグローバルシャッター機能を搭載したCMOSセンサーを発売

ドローンに搭載する空撮用カメラなど、産業用途のニーズに対応


産業用途に最適なセンサー

 キヤノンは、グローバルシャッター機能を搭載し、高速で移動する被写体をゆがみなく正確に撮像することが可能なCMOSセンサーの新製品“3U5MGXSMAA(モノクロ)/3U5MGXSCAA(カラー)”を10月1日から発売する。
 この新製品は工場でベルトコンベア上の部品を検査するカメラや、ドローンに搭載する空撮用カメラなど、産業用途のニーズに対応している。

3U5MGXSMAA/3U5MGXSCAA

■ グローバルシャッター機能を搭載
 高速移動する被写体を撮影するような産業用途などにおいては、ローリングシャッター方式のCMOSセンサーでは、画素行ごとに順次露光するため、信号読み出しにわずかな時間差が生じ、被写体がゆがんで撮像されることが課題とされている。この新製品は、全画素を同時に露光するグローバルシャッター方式を採用しているため、高速で動く被写体もゆがみなく正確に撮像することが可能。工場でベルトコンベア上の部品を検査するカメラなどへの活用に適している。

■ 高フレームレートと低消費電力を両立
 全画素読み出しでフレームレート最大120fpsを実現しているため、高速移動する部品などの検査用途に適している。一般的に、高フレームレート時には消費電力の増加が懸念されますが、キヤノン独自の回路技術により、低消費電力を実現しています。これにより、ドローン撮影などバッテリー駆動時でも長時間使用することが可能となった。また、消費電力が少ないことにより、放熱のためにカメラ筐体(きょうたい)の体積を大きくする必要がなく、カメラ筐体の小型化にも寄与するとしている。

■ 産業用途で求められる多彩な機能
新製品は、任意の領域を最大8領域まで選択し、読み出す情報量を削減することで、フレームレートを上げることができるROI(Region of Interest)機能を搭載しています。また、外部からの信号により露光のタイミングを制御することができる外部トリガー露光制御機能も搭載しており、例えば、工場の生産ラインで部品の検査をする際に、被写体が特定の位置を横切ったタイミングで露光し、撮像することができます。さらに、水平・垂直反転機能により、カメラを天井などに逆さに設置した場合でも、センサーの信号読み出し向きを切り替えることで、センサー内で見やすい向きの画像にして出力することができ、PCなどの負荷を軽減することが可能です。

この記事のライター

関連する投稿


【InterBee 2018】撮影機材としての性能と用途を広げるドローン

【InterBee 2018】撮影機材としての性能と用途を広げるドローン

2018年11月14日から16日までの3日間。幕張メッセで最新の映像・放送・通信・音響・照明・メディアビジネスの展示会 「Inter BEE 2018(インタービー2018)/[第54回] 2018年国際放送機器展」が開催された。


キヤノンオンラインショップでアマナドローンスクールが展開するJUIDA認定ライセンス取得パックの販売開始

キヤノンオンラインショップでアマナドローンスクールが展開するJUIDA認定ライセンス取得パックの販売開始

キヤノンマーケティングジャパン株式会社が運営するドローンスクール「アマナドローンスクール」のJUIDA※認定ライセンス取得パック2商品を、キヤノンオンラインショップで9月10日から販売開始した。


i-Construction推進展③ キヤノンがインフラ点検にひび割れ検知 AI 開発

i-Construction推進展③ キヤノンがインフラ点検にひび割れ検知 AI 開発

建設現場の生産性を向上し、国土交通省が推進する「i-Construction」の推進を支援することを目的に、7月18日~20日、東京ビッグサイトで「i-Construction推進展」が開催された。キヤノンがひび割れ検知 AI を開発し、インフラ点検用のドローンに搭載する。


キヤノンマーケティングジャパンが産業用ドローン「PD6E2000-AW-CJ1」を仕様変更、9月29日から販売開始

キヤノンマーケティングジャパンが産業用ドローン「PD6E2000-AW-CJ1」を仕様変更、9月29日から販売開始

キヤノンマーケティングジャパン(東京都港区)は産業用ドローン「PD6E2000-AW-CJ1」の仕様変更を発表、これに伴い製品名も「PD8E2000-CJ1」となり9月29日から販売開始した。


キヤノンMJが自治体総合フェアで災害対策用ドローンや有線給電ドローンを展示

キヤノンMJが自治体総合フェアで災害対策用ドローンや有線給電ドローンを展示

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(本社:東京都港区港南 代表取締役社長:坂田 正弘 以下:キヤノンMJ)は、「自治体総合フェア2017」で災害時の被災現場などの状況把握を目的として開発し今年4月に発表した災害対策用ドローン「PD6E2000-AW-CJ1」と参考展示として有線給電式ドローンを公開した。


最新の投稿


高度2万メートルから地球を観測するASTIGAN A3ドローン

高度2万メートルから地球を観測するASTIGAN A3ドローン

英国のAstigan社(航空宇宙分野のイノベーターチームと英国のOrdnance Survey)の合弁事業によって設計および製造されたASTIGAN A3は、高度2万メートル上空から地球を観測する。


【慶大×田村市】高校生が農薬散布機運用へ一歩 2人が訓練、4人がすでにライセンス取得

【慶大×田村市】高校生が農薬散布機運用へ一歩 2人が訓練、4人がすでにライセンス取得

 慶應義塾大学と包括連携協定を締結し、ドローンによる地域活性化に積極的な福島県田村市で、地元の福島県立船引高校の生徒2人が2月13日に、市内で農薬散布機の訓練に取り組んだ。船引高校ではこの2人を含め、すでに4人がライセンスを取得おり、今後もドローンを使って地元への貢献に意欲をみせている。


Saashaのメッセージビデオにドローン ササモモさんに贈る曲演奏中に自撮り 

Saashaのメッセージビデオにドローン ササモモさんに贈る曲演奏中に自撮り 

 ドローンのイベントなどでしばしば起用されるシンガーソングライターのSaashaが、女性ドローン操縦士、ササモモ(佐々木桃子)さんの登壇するトークイベントにサプライズでビデオメッセージを寄せた。その中にドローンが登場するシーンがあり、会場が涌いた。


ササモモさん新チーム名は“L’oiseau bleu(ロワゾ・ブルー)”! 女性活躍の場の創出、拡大目指す

ササモモさん新チーム名は“L’oiseau bleu(ロワゾ・ブルー)”! 女性活躍の場の創出、拡大目指す

 ドローンの操縦士、インストラクター、MCなどとして広く活躍しているササモモ(佐々木桃子)さんは2月14日、新たに発足させたチームの名前を「L’oiseau bleu(ロワゾ・ブルー)」と発表しました。ドローン産業に新たな彩が誕生しました♪


ドローンレース毎日開催「スカイファイト」東京お台場 2月16日(土)オープン

ドローンレース毎日開催「スカイファイト」東京お台場 2月16日(土)オープン

ドローン関連コンテンツの企画、開発、運営を行う株式会社ドローンネット(東京都千代田区)は、東京ベイエリアでオンライン対戦型ドローンレースが開催されるエンタメスポット 「スカイファイト」東京お台場を2月16日(土) にオープン。2月16日、17日に、アクアシティお台場3階アクアアリーナにてオープニングイベント開催。