DJIが空撮カメラマンの匠(Master)に写真家で映画監督のヤン・アルトゥス・バートランド氏を任命

DJIが空撮カメラマンの匠(Master)に写真家で映画監督のヤン・アルトゥス・バートランド氏を任命

ドローンメーカーのDJI(中国)は、写真家で映画監督のヤン・アルトゥス・バートランド(Yann Arthus-Bertrand)氏をDJI Master(匠)に任命した。世界で最も熟練したイメージング・パイオニアとして、他に2名の匠も任命している。


DJI Masterは空撮カメラマンのレジェンド

DJIマスターに任命されたヤン・アルトゥス・バートランド(Yann Arthus – Bertrand)氏とInspier 2

 ヤン・アルトゥス・バートランド(Yann Arthus – Bertrand)氏は、フランスの写真家であり映画監督。また、300万以上を売り上げたLa Terre vue du ciel(空からの地球)という本の著者でもある。1999年には、国連環境計画の「親善大使」に任命され、同氏の最初の長編映画「HOME」は、約6億人の人々が視聴した。そして、2005年にGoodPlanet財団を設立し、環境への敬意を喚起し、2017年にはブローニュ地方に「Domaine de Longchamp」を開設した。
 バートランド氏の最新作となる長編映画の"Woman(女性)"は、世界40カ国で3千名の女性にインタビューした作品。撮影には、DJIのサポートチームも加わり、Inspier 2とZenmuse X7カメラで、空撮映像を記録している。同氏は、ドローンを利用するよりもずっと以前から、空中撮影で著名な写真家でもある。1991年には、航空写真のプレス・エージェンシー・イメージバンクのAltitude Agencyを設立した。また、1994年にはユネスコの支援を受けて、ヘリコプターと熱気球で地球の美しい景色を記録している。
 DJIのクリエイティブ・ディレクターのフェルディナンド・ウォルフ氏は「航空写真のパイオニアのヤン・アルトゥス・バートランド氏がDJIの技術を採用すると、魔法のような映像を撮影できます。私たちのチームは、ヤンがヘリコプターでは不可能な美しいショットをキャプチャするのを助けました。DJIは、人類の成果と課題を浮き彫りにし、私たちの地球と自然環境を保全する必要性に注意を払うという、彼の長期的なコミットメントにおいて、この偉大なアーティストを支援することを誇りに思っています」と話す。

女性の自然な姿や躍動感をInspier 2とZenmuse X7で空撮

空撮場所はボルトガルやコンゴに中国

コンゴで空撮するヤン・アルトゥス・バートランド氏とDJIのスタッフ

 DJIのスタッフは、2017年からバートランド氏と共同ディレクターのアナスタシア・ミコーバ(Anastasia Mikova)氏と緊密に協力し、ポルトガルからコンゴや中国までのいくつかの場所で空撮をサポートした。空撮では、Zenmuse X7カメラと35mmセンサーを利用している。バートランド氏は「地面にとどまったままカメラを飛ばすという感覚は、まったく新しい素晴らしい体験です。まったく新しい視点から航空写真を撮ることができます。将来においても、私の仕事にドローン技術を使用し続けると確信しています。私は、環境を撮影するときや、映画の真のヒーローである女性たちを可能な限り柔軟に撮りたいと思っていました。ドローンは非常に使いやすく、この複雑な設定での作業を大幅に容易にしました」と話す。
 DJI Proブランドの発売を記念して、DJIは世界で最も熟練したイメージング・パイオニアとして、バートランド氏の他に、クラウディオ・ミランダ(Claudio Miranda)、ロドニー・チャーターズ(Rodney Charters)を任命した。3名は、"DJI Masters – ビジュアル・ストーリーテリングの力"シリーズとして、作品を発表していく。このシリーズの最初のエピソードが、バートランド氏の「女性」というドキュメンタリー長編映画になる。

http://www.woman-themovie.org/en/

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