韓国や中国の文化遺産を記録するインテルのFalcon 8+

韓国や中国の文化遺産を記録するインテルのFalcon 8+

米国の半導体大手メーカーのインテルは、韓国や中国の文化遺産を守るために、Intel Falcon 8+ドローンを使い、3Dモデルの作成に取り組んでいる。


韓国の華虹門の3Dモデルを作成

Intel Falcon 8+ドローンで撮影した画像から作成された3Dモデル

 インテルは、ユネスコ世界遺産に登録されている韓国の華虹門をIntel Falcon 8+ドローンでキャプチャし、何千枚もの画像データから、3Dモデルを作成した。インテルでは、文化的および歴史的意義の建築構造を保存する努力に役立つ重要なツールとして、ドローンによる3Dモデルの保存を推進している。

中国の万里の長城を保護する取り組み

万里の長城の破損状況をキャプチャするIntel Falcon 8+ドローン

 インテルは、中国文化遺産保護財団(CFCHC)と協力して、万里の長城を保護し保存するために、Intel Falcon 8+ドローンによる広大な城壁の記録に挑んでいる。「万里の長城プロジェクト」の専用サイトでは、ドローンによって3Dモデルを作成するだけではなく、人工知能(AI)を活用して、構造の欠陥を検出する推論エンジンの開発にも取り組んでいる。インテルは、x86アーキテクチャを踏襲した高性能なXeonプロセッサーと、ニューラル・ネットワークに適したNervanaプロセッサ、そして深層学習に活用できるFPGAのSTRATIXなどを組み合わせて、AIに求められるさまざまなアプローチをサポートしている。「万里の長城プロジェクト」では、主にインテルXeonプロセッサを使用し、万里の長城の城壁の構造的欠陥を検出し、修復のために必要なレンガの正確な量を計算する。

この記事のライター

関連する投稿


米国インテルはNASAやFAAと協力してOpen Drone IDの開発を推進

米国インテルはNASAやFAAと協力してOpen Drone IDの開発を推進

2018年8月15日、オクラホマ州デュラント。Intelのドローンチームのメンバーは、オクラホマ州でIntel Falcon 8+ドローンやモバイルアプリのOpen Drone IDを使い、NASAやFAA(連邦航空局)と協力して、UAS統合パイロットプログラムのイベントに参加した。


インテルエネルギーフォーラム2018にFalcon 8+が登場

インテルエネルギーフォーラム2018にFalcon 8+が登場

インテルは都内でエネルギー関係者に向けて今年で三回目となるインテルエネルギーフォーラム2018を開催した。基調講演や展示コーナーに、最新のドローンに対する取り組みと日本で販売を開始するFalcon 8+が展示された。


インテルが予測、データ革命をけん引するドローン産業の未来像

インテルが予測、データ革命をけん引するドローン産業の未来像

半導体大手のインテルコーポレーションは、ドローン事業にも積極的な投資を行っている。その理由は、ドローン産業の発展がデータ革命をけん引すると予測しているから。インテルのドローン事業から産業の未来像を考察する。(田中亘)


オーストラリアのAirscope社がドローンの画像からリソース資産の3次元モデリングを開発

オーストラリアのAirscope社がドローンの画像からリソース資産の3次元モデリングを開発

オーストラリアのパースで、リソース資産の検査や視覚化を事業にしているAirscope社は、インテルのFalcon 8+ドローンを活用して、石油ガス施設の撮影画像から3-Dモデリングによる仮想キャンバスの開発に成功した。


インテルのFalcon8+ドローンが15世紀のドイツの大聖堂を検査

インテルのFalcon8+ドローンが15世紀のドイツの大聖堂を検査

2017年12月13日。米国インテルは、Falcon8+ドローンを使いドイツのザクセン=アンハルトにあるハルバーシュタット大聖堂の外観や内部を撮影したと発表した。


最新の投稿


「あおもりドローン利活用推進会議」27日に発足会見 大前創希氏も登壇へ!

「あおもりドローン利活用推進会議」27日に発足会見 大前創希氏も登壇へ!

 青森県のドローン関連事業者、研究者らが中心となってドローン関連の産業振興を目指す「あおもりドローン利活用推進会議」が発足することになった。9月27日に青森公立大学(青森市)で報道関係者向けの記者会見を開く。当日はドローンの第一人者である大前創希氏も登壇する。


千葉・館山で開催された水泳競技「OWS2018」を撮影 慶大コンソ南副代表ら

千葉・館山で開催された水泳競技「OWS2018」を撮影 慶大コンソ南副代表ら

 海などで自然の中の長距離水泳競技「第94回日本選手権水泳競技大会OWS競技」(ジャパンスイム オープンウォータースイミング2018)が9月23日、千葉県館山市の北条海岸で開催され、慶大SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアムの南政樹副代表らが、依頼を受けてドローンでの空撮を実施した。


エプソン、両眼シースルーのスマートグラス モニターモデルで業務効率化!MOVERIO『BT-35E』『BT-30E』新発売

エプソン、両眼シースルーのスマートグラス モニターモデルで業務効率化!MOVERIO『BT-35E』『BT-30E』新発売

エプソンは、検査・測定機器やドローン操作等のモニター利用に適した両眼シースルーのスマートグラス MOVERIO『BT-35E』『BT-30E』を10月17日より順次発売する。


ORSO、オーイーシーと共同開発中の自治体向けドローン飛行場所管理ツール「DUCT」を正式発表

ORSO、オーイーシーと共同開発中の自治体向けドローン飛行場所管理ツール「DUCT」を正式発表

株式会社ORSO(東京都千代田区)は、今年2月に業務提携した株式会社オーイーシー(大分県大分市)と共同開発を進める、自治体向けドローン飛行場所管理ツール「DUCT」を正式発表し、9月23日〜24日に開催される「OITAドローンフェスタ2018」で先行公開する。


DJIが米国で政策提言のプロフェッショナルを新たに雇用

DJIが米国で政策提言のプロフェッショナルを新たに雇用

2018年9月18日。DJIの米国法人は、航空政策の専門家David Hansell(デビッド・ハンセル)氏を公共政策管理者に雇用した。米国でのドローン関連の法律や規制への提言を推進する考えだ。