SkyLink Japan・ドローンを活用した後処理方式高精度測位システム”KLAU PPK日本仕様版”発表

SkyLink Japan・ドローンを活用した後処理方式高精度測位システム”KLAU PPK日本仕様版”発表

ドローンの販売や産業向けソリューションを展開する、SkyLink Japan(株式会社WorldLink & Company :京都市北区)は、今年3月に発表したKLAU Geomatics社(オーストラリア)製の後処理方式高精度測位システム「KLAU PPK」の日本仕様を9月にリリースすると発表した。


高低差のある現場や災害地などでGCP(評定点)の設置作業や時間を大幅削減

 ドローンの販売や産業向けソリューションを展開する、SkyLink Japan(株式会社WorldLink & Company :京都市北区)は、今年3月に発表したKLAU Geomatics社(オーストラリア)製の後処理方式高精度測位システム「KLAU PPK」の日本仕様を9月にリリースすると発表した。

 KLAU PPK(※1)は、汎用UAV(ドローンなど無人航空機)に搭載し、広範囲で高低差のある現場や災害地などのアクセスが困難な現場において、GCP(評定点)の設置にかかる作業量を大幅に削減するために開発された測量システム。
 このシステムは、DJI製品をはじめあらゆる汎用機体に取り付けて使用可能となっており、最小のコストで高精度の測量結果を得ることができる。補正処理はデータ取得後にオフィスにおいて後処理するワークフロー(PPK)のため、RTK(※2)のような現場での携帯接続環境の確保は一切不要となる。
 同社はこの測量システムKLAU PPKのローカライズ(日本仕様化)をメーカーと共同で進め、以下のような機能を追加し、国内の測量分野に完全に対応するシステムを完成させることができた。

※1 PPK;Post Processing Kinematics 電子基準点からの補正処理をデータ取得後に行う方式
※2 RTK;Real Time Kinematics 測量中リアルタイムに補正情報を取得する方式

■製品概要

① メニューの完全日本語化対応
② 世界測地系(JGD2011)およびジオイドモデル(GSIGEO2011)への対応
③ 電子基準点補正情報のインポート機能追加
④ 緯度経度座標(WGS84)から任意の座標系への変換機能追加

 これらの機能の追加により、UAV単一での測量では誤差が大きく実務で活用が困難とされていたi-Constructionの分野や、GCPの配置が困難な土砂災害現場や急峻な現場での即時の地形情報取得などに対応できるようになった。同社による絶対誤差の検証では、水平および高度において3cm以内におさまる結果となっているとしている。

 また、撮影画像1枚ごとに高精度な位置座標が付加されるため、より低いサイドラップ率でも正確な成果が得られ、1回の飛行でより広い範囲を撮影することも可能となっている。

 システム費用は、オープン価格となっているが、機体別のキットのみで参考価格180万円程度の見込み。なおサポート費などは別途必要となる。同社ではこのシステムについて2019年8月までに売り上げ3億円を見込んでいる。

■<参考>「KLAU PPK」を使用したワークショップのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000034283.html

■お問い合わせ先
SkyLink Japan(株式会社WorldLink & Company)
info@skylinkjapan.com
075-708-2369

この記事のライター

関連するキーワード


SkyLink Japan KLAU PPK

関連する投稿


SkyLink Japan・3次元データ生成向け高性能グラフィックボード搭載の薄型・軽量ノートパソコン販売

SkyLink Japan・3次元データ生成向け高性能グラフィックボード搭載の薄型・軽量ノートパソコン販売

SkyLink Japan(株式会社WorldLink & Company 京都市北区)は、 ドローン(UAV)& 3Dスキャナーなどの3次元データ生成向けノートパソコンとして、薄型・軽量 ノートパソコン、 エムエスアイ「GS65 Stealth Thin」を11月9日から販売する。


SkyLink Japan、好評の「はじめてのドローン・プログラミング教室」を追加開催

SkyLink Japan、好評の「はじめてのドローン・プログラミング教室」を追加開催

2020年度の新学習指導要領にもとづく小学校プログラミング教育必修化に向け、SkyLink Japan(株式会社WorldLink & Company /京都市北区)は、児童向けのドローンのプログラミング教室を実施する。


SkyLink JapanとPix4D共催 ドローンを活用した測量分析ワークショップを京都で開催!

SkyLink JapanとPix4D共催 ドローンを活用した測量分析ワークショップを京都で開催!

ドローンの販売や産業向けソリューションを展開する、SkyLink Japan(株式会社WorldLink & Company :京都市北区)は、航空写真測量ソフトウェアの開発を手がけるPix4D社(スイス)と共催し、ドローンを活用した測量分析ツールの公式セミナー、およびフィールドワークショップを京都で開催する。


SkyLink Japanが実店舗型ドローン専門店を京都・北山に移転リニューアルオープン 7月14日

SkyLink Japanが実店舗型ドローン専門店を京都・北山に移転リニューアルオープン 7月14日

SkyLink Japanが7/14(土)15(日)、期間限定のキャンペーンを実施。店舗限定、公式オンラインショップ限定のお得なキャンペーン開催。


最新の投稿


インテルが新型RealSense Depth Camera D435iを発表

インテルが新型RealSense Depth Camera D435iを発表

2018年11月13日。半導体大手のインテル(米国)は、深度センサーとトラッキング機能を備えた新型RealSense Depth Camera D435iを発表した。


センシンロボティクス新社長に間下氏 11月9日付 出村氏は退任

センシンロボティクス新社長に間下氏 11月9日付 出村氏は退任

 ドローンを活用した太陽光発電設備向け点検自動化パッケージ「SOLAR CHECK」、ドローンの完全自動運用システム「DORONE BOX」など企業、自治体向けロボティクスソリューションを提供するセンシンロボティクスは、代表取締役社長の出村太晋氏が11月9日付で退任し、間下直晃取締役が代表取締役に就任したと発表した。


【慶大ドローン】レースチームRAIDENの中学生選手らが慶大院で講義 KPMG寄附講座「eSports論」で

【慶大ドローン】レースチームRAIDENの中学生選手らが慶大院で講義 KPMG寄附講座「eSports論」で

 ドローン研究、教育、社会実装に力を入れている慶應義塾大学が、大学院の講義に、ドローンチーム「DMM RAIDEN RACING」を招いた講義を行う。KPMGコンサルテフィングの寄付講座「eSports」の一環で、チームに所属する中学生プロレーサー、鈴木匠選手も大学院生を前に話をする予定だ。


Drone Fund 2号が37億円調達 下町ロケットのモデル、小橋工業が最大規模の出資

Drone Fund 2号が37億円調達 下町ロケットのモデル、小橋工業が最大規模の出資

 千葉功太郎氏が率いるドローンスタートアップ特化型のファンド、Drone Fund2号(正式名称:千葉道場ドローン部2号投資事業有限責任組合)は、ファンド規模がこれまでに37億円に達したと発表した。新たに加わった農業機械メーカー、小橋工業(岡山県)が最大の投資家になったことを公表。今後も最大50億円規模を目指す。


11月28日にDJIがニューヨークでイベントを開催。新型Phantomの発表か?

11月28日にDJIがニューヨークでイベントを開催。新型Phantomの発表か?

海外の複数メディアが、米国DJIから電子メールでイベントの招待状が届いたと報じている。いくつかのメディアは、噂になっている新型Phantom 5(?)の発表会ではないかと推測している。