米国で4K動画を撮影できる$500以下のドローンが登場

米国で4K動画を撮影できる$500以下のドローンが登場

インテルの出資を受けるYuneec社(中国)は、米国でMantis Qという4K動画を撮影できる小型ドローンを発表した。価格は、$499.99(約5万5千円)からと低価格が魅力。


顔認識や音声制御に4K動画も撮影できて33分の飛行時間

米国で$499.99で予約を開始したMantis Q

 YuneecのMantis Qは、4本のアームを折りたたんでコンパクトに持ち運びできる小型ドローン。Yuneec社は、これまで業務用の空撮ドローンや、インテルのセンサー技術を搭載したコンシューマ向けの中型ドローンを販売してきた。今回のMantis Qは、DJIのMavic Airの対抗となる小型ドローン。重量は約480gと軽量で、風のない環境で最大33分の飛行が可能。スポーツモードでは時速72kmのスピードを出せる。カメラには、1 / 3.06インチCMOSセンサーを採用し、静止画はJPEGかDNG形式で、4800×2700(16:9)または4160×3120(4:3)の解像度に対応する。動画はMP4またはMOVの形式で、4K:3840 x 2160 @ 30fps から、1080P:1920 x 1080 @ 30fpsまたは@ 60fpsに、720P:1280 x 720 @ 60fpsまで撮影できる。動画の画質によって、画像安定化の機能が有効になる。カメラは、3軸のジンバルによる物理的なスタビライザーと、電子的な画像安定機能も用意されている。カメラの稼働範囲は、-90°〜20°で117°のビューフィールドになる。ISOは、100~3200に対応し0~±3.0までの露出補正が可能。動画の撮影では、被写体から遠ざかりながら撮影するジャーニーモードに、特定のポイントを旋回するPOI(Point of Interest)モードと、被写体を追随するトラッキングモードが用意されている。また、ボタンひとつで離陸地点に戻るゴーホーム機能も装備されている。さらに、下方にソナーと赤外線センサーを備え、屋内でも安定した飛行が行える。ただ、残念なことに上級モデルのような障害物の回避機能はない。
スマートフォンをセットできるコントローラーは別売で、今年の後半にX-Packとして販売される予定。米国では、Yuneec.comで予約注文を開始している。日本での対応は未定で、販売代理店などはなく、技適の問題もあり、並行輸入でも飛行は難しいと思われる。

Mantis Q - $ 499.99:Mantis Q、コントローラー、バッテリー1本、スペアプロペラ(1セット)3ポート充電器、電源、USBケーブル。

Mantis Q(X-Pack) - $ 649.99:Mantis Q、コントローラー、バッテリー3本、トラベルショルダーバッグ、スペアプロペラ(1セット)、3ポート充電器、電源、USBケーブル。
(Mantis Q X-Packは、今年後半にリリースされる予定)

別売のコントローラーは今年の後半から販売される予定

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