コマツ・アメリカが米国プロペラ社と提携し、エンタープライズ向けの解析ソリューションを提供

コマツ・アメリカが米国プロペラ社と提携し、エンタープライズ向けの解析ソリューションを提供

8月2日、米国デンバー。コマツ・アメリカ・コーポレーション(米国)とプロペラ・エアロ・インク(米国)は、ドローンによる地図作成と分析ソフトウェアを使用して建設現場の効率を向上させるために提携した。


ドローンによるマッピングと解析ソフトウェアを使用して建設現場の効率を向上

ドローンデータの視覚化と解析ソフトウェアを使用して作業現場を管理するプロペラプラットフォーム

 コマツ・アメリカ・コーポレーションは、北アメリカで様々な商業用ドローンによるマッピングおよび解析製品のテストを数年間行ってきた。その中で、今回の提携を発表したプロペラ社のソリューションは、現代建設事業のニーズを満たすために非常に適し、非常に堅牢な製品だとコマツ・アメリカは評価した。プロペラ社のマッピングと解析システムは、使いやすさとサーベイ精度と信頼性のバランスを実現している。
 プロペラ社による処理は、ドローンによる数千に及ぶ画像の解析結果をクラウドベースの3Dモデルとしてユーザーのデスクトップやタブレットに配信する。そして、強力なコラボレーションと分析ツールを使用して、高さ、体積と勾配の計算を実行し、時間の経過とともに変化を測定して、プロジェクトの進行を確認できる。
 プロペラ社の事業開発担当副社長のジョン・フロスト(John Frost)氏は「事業者は正確で最新のドローンによるデータの実際のビジネス価値を見出し始めています」と切り出し「私たちは、誰がどのようなものをどこに移したのかを誰もが理解できるようにするワークフローを通して、その価値を推進します。コストを削減し、品質を保証し、リソースを効率的に使用するためのデータ駆動型の意思決定に必要な情報現場のステークホルダーや本社のマイル離れたステークホルダーは、地上で起こっていることを正確に把握することができます」と説明する。
 プロペラ社のテクノロジープラットフォームは、ローカルサイトキャリブレーションを含む複数の座標システムをサポートしている。これにより、職場で既に使用している特定の地理空間座標で表現された最新の測量データを取得できる。ローカルグリッドのサポートは、ドローンでキャプチャした地図やモデルを計画や以前の調査と一致させるために重要になる。
 ソルトレークシティに本社を置くコマツのディストリビューターであるKomatsu Equipment Company(KEC)は、このパートナーシップの結果、コマツの顧客にプロペラ社のソリューションを初めて提供した。これまでの肯定的な回答に基づき、KECは建設業界がこの技術を迅速に採用すると確信している。
 コマツ機器カンパニーのスマートコンストラクションビジネスマネージャであるクリス・フォールハーバー(Chris Faulhaber)氏は「我々のソリューションは、使い勝手が良く、健全なコラボレーションを促進し、重要な情報を素早く提供するため、誰もが予想以上に早く共同作業を行うことができます」と話す。
 プロペラ社のドローン解析ソリューションは、人々がサイト自体を測定し管理するのに役立つ。重い土木建設および資源事業は、誰もが使用できる3Dビジュアルツールを使用して、安全かつ正確にサイトの変更を追跡できるようにする。
 コマツ・アメリカ・コーポレーションは、建設、鉱業、小型建設機械で構成された世界で2番目に大きな土壌移動装置メーカーおよび供給業者であるコマツの米国子会社。コマツはディストリビューターネットワークを通じて、機器をサポートする最先端の部品とサービスプログラムを提供している。
 日本国内では、コマツはオプティムやドコモなどと協力して、ランドログなどのプラットフォームを展開しているが、今回の米国での発表は日本とは別に、現地で最適なソリューションをドローンに適応させていく事業方針を反映したものとなる。

数年間に及ぶ調査の結果コマツ・アメリカはプロペラ社を選んだ

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