i-Construction推進展④ ドローンの用途を広げるアクセサリーやセンサーの登場

i-Construction推進展④ ドローンの用途を広げるアクセサリーやセンサーの登場

7月18日~20日、東京ビッグサイトで開催された「i-Construction推進展」。会場には、測量関係のドローンだけではなく、精密農業や物流などを意識したセンサーやアクセサリーの展示も見られた。


すでに国内で一ヶ月待ちのPhantom 4用のNDVIセンサー

 IT商社の株式会社サイバネテック(東京都)は、Phantom 4 ProあるいはMAVIC Proに搭載して光学カメラ付きシングルNDVIセンサドローンになるSentera(センテラ)NDVIセンサーを展示していた。Phantom 4 Proは、機体の各所に障害物検知やビジョンセンサーが搭載されているので、オプションを取り付けるのが困難だ。しかし、Sentera(センテラ)NDVIセンサーは小型な設計になっていて、取り付ける器具もコンパクトでPhantom 4 Proのセンサーを妨害しない構造になっている。サイバネテックでは、顧客からPhantom 4 Proを預かり、取り付け器具とセンサーをセットして送り返すサービスを提供している。すでに、国内でも数多くの注文があり、展示会に取材した時点では、一ヶ月待ちの状態だという。ただし、センサーの種類によっては、NDVI及びRGBデータの両方を一つのカメラで取得できるDouble 4K センサーなど、在庫があるセンサーもある。ちなみに、Double 4K センサはInspireに取り付けるジンバルも用意されている。

Phantom 4 Proに取り付けられるDouble 4K センサー。

釣具メーカーが開発したドローン用ウインチ

 岡谷鋼機株式会社(名古屋)は、DAIWAフィッシングリール技術を活用した小型のドローン用ウインチを展示していた。約500gの軽量ウインチは、最大で8kgの負荷に耐える設計で、約0.9m/sの巻き上げ速度が出る。ワイヤーの長さは80mで、破断荷重は約70kgの強度。また、張力センサーによる巻き込み防止機能も備えている。ワイヤーの先端には、専用荷降ろし用カラビナが取り付けられていて、荷物を地面に設置すると自動的にリリースされる構造になっている。モニター販売は2018年の秋を予定しているが、すでに遭難救助コンテストなどで使われた実績もある。

ドローン用ウインチでバッグを巻き上げる。

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