【DJI&Apple Store】 フォトグラファーが空撮テクニックを伝授 「空撮でクリエイティビティを発揮しよう」

【DJI&Apple Store】 フォトグラファーが空撮テクニックを伝授 「空撮でクリエイティビティを発揮しよう」

2016年7月18日の海の日に、DJI JapanとApple Storeが協力して、ドローンを活用した空撮のテクニックやクリエイティビティを学ぶセミナーを開催した。


セミナーでは、DJI PHANTOM 4というドローンで数多くの空撮映像を撮影してきたフォトグラファーの上田晃司氏が、空撮用ドローンの基本的な機能から空撮ならではの撮影方法などを解説した。

思い立ったら3分で空撮できる最新ドローン

表参道アップルストアのイベントスペースを利用して開催された空撮セミナーには、定員50名に対して多くの募集があり、当日は立ち見の来場者もいた。講師を務めた上田氏は、プロのフォトグラファーとして活動しながら、撮影機材としてDJI PHANTOM 4を常に持ち運び、地上からは撮影が難しい風景を空から撮っているという。
「最新の空撮用ドローンのDJI PHANTOM 4は、空撮したいと思い立ったら、3分で飛ばせます。本体にバッテリーを装着し、プロペラを取り付けて、離陸に利用する台の水平を確認したら、風速などに問題がなければ、すぐに飛行できるのです。ただし、離陸してすぐに目的地に飛ばすのではなく、そこで1分くらいはドローンが正確にコントロールできるかどうかを確認しましょう。そうすることで、安全で確実な空撮を行えるのです」と上田氏は飛行の基本テクニックを伝授する。
現在、日本でのドローンの飛行には、許可が必要な空域があるので、事前に確認して申請などが必要かどうかのチェックも重要だという。
「DJI PHANTOM 4による静止画の撮影は簡単です。オートモードのままで、真俯瞰や斜俯瞰のカメラのアングルを決めたら、コントローラにあるシャッターボタンで撮影できます。また、DJI PHANTOM 4に搭載されているカメラは、広角レンズなので迫力ある静止画を撮りたいと思うときには、あまり高度を高くしないで、水平アングルで構図を決めて撮影するのも効果的です」と上田氏。

動画はシャッタースピードや減光フィルタの活用がポイント

「DJI PHANTOM 4で動画を撮影するときには、マニュアルモードがお勧めです。そして、できるだけ1秒60フレームに固定して撮影中に明るさが一定になるようにしましよう。もしも、60フレームでは明るすぎるときには、減光フィルタを活用するといいでしょう」と上田氏は動画の撮影テクニックを披露する。
静止画と違い、動画は連続した映像を撮影するので、絞りをオートにしておくと一つのカットの中で明るさが変化してしまうので、見た目が良くないというのだ。さらに上田氏は、直進、後退、水平という空撮動画の基本的なドローンの飛行方法を紹介し、高度の違いによる映像のスピード感について解説した。
「DJI PHANTOM 4の操作に慣れてきたら、スポーツモードに設定して飛行させると、木々の間をくぐり抜けたり、山肌をなめるように上昇するなど、より迫力のある動画を撮影できるようになります。上下に移動できるカメラと、機体の動きを組み合わせると、ダイナミックな空撮を楽しめます」と上田氏は上級テクニックについて触れる。

魅せる空撮のポイントは編集を考えたバリエーション

セミナーの後半では、DJIのアプリやFinal cutというパソコン用の動画編集ソフトが紹介され、空撮の段階で編集を意識した動画のバリエーションを集めておくことの大切さが語られた。
「1分くらいの空撮動画を制作しようと思ったら、複数のカットがある方がいいでしょう。そのためには、同じアングルや飛行方法で撮影するのではなく、複数のバリエーションを組み合わせた動画を撮っておくことをお勧めします」と上田氏。
例えば、海に浮かぶ船を撮影するときに、真俯瞰からだけではなく、海面から船に向かっていく様子や、船から遠ざかるカットなどのバリエーションを撮っておくと、編集で組み合わせることにより、テンポの良い空撮動画になるという。
セミナーの最後に、来場者からの質問が寄せられ、一回の撮影に必要なバッテリーの本数や動画の記録形式なども紹介された。
「わたしは5本のバッテリーを持ち運んでいますが、3本あれば純正のケースにも収納できるので十分でしょう。また、動画は4Kの30Pで撮影しています」と上田氏は答えていた。

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