【慶大ドローン】ドロゼミ学生、実践へ 「10時間飛行」「手続き」を経験し即戦力人材に

【慶大ドローン】ドロゼミ学生、実践へ 「10時間飛行」「手続き」を経験し即戦力人材に

 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)を拠点に活動しているドローン研究の「ドロゼミ」メンバーが、人口集中地区での空撮依頼に対応することを想定し、いわゆる包括申請をするなど、実践的な取り組む。身に着けた知識、技量を社会で生かす力も育み、即戦力となるための準備に入った。


7月に公共施設の空撮を受ける想定で手続きと技能向上

 ドロゼミは、慶大SFCキャンパスの学生を中心とした学生が集まる自主活動。「ゼミ」と名が付いているが、卒業要件である単位にはならず、好奇心や探求心、向上心が旺盛な学生がドローン研究に取り組んでいる。慶大SFC研究所・ドローン社会共創コンソーシアムの南政樹副代表が指導している。
 機体の機構、飛行の理屈などの基礎知識を身に着けるところからはじまり、トイドローンや空撮機などの操作に慣れ、実際の現場でドローンを活用している第一人者の指導を受けるなどの取り組みを進めてきた。
 こうした蓄積を背景に、5月19日には、神奈川県藤沢市内で行われた農家レストラン開業イベントの依頼を受けて、学生代表者が空撮を実施。国家戦略特区構想がらみの施設だったことから、イベントには農水相、県知事、地元出身国会議員、金融機関トップほか関係者が大勢詰めかける大がかりな催事を、ドロゼミ指導陣が見守る中、スムーズにミッションをこなした。など
 これを受けて、ドロゼミでは、より実践的にドローンを活用するための取り組みを盛り込む段階に入ることになり、ドローンで撮影をするさいに、地元関係者への申請手続きの方法や、その申請が円滑に進むための、包括申請を取得することになった。
 6月13日(水)に開催されたドロゼミでは、7月18日に依頼を受けて公共施設で空撮をする状況を想定。依頼を受けるための体制づくりのため、包括申請に必要な10時間以上の飛行経験を達成する期限などを決めた。今後、ドロゼミ所属する学生は今後、知識、技量を身に着けながら、より実践的に活動するための即戦力も身につける。
 この日のドロゼミではこのほか、論文の読み解き作業や、室内でドローンの飛行訓練も実施した。

ドロゼミの活動風景。ドローン社会共創コソーシアムの南政樹副代表が黒板に節目となる日時とそのときまでにすべきことをリストアップし、ドローンの活用要請に応える準備に入った

大学の〝ゼミ〟らしく、あらかじめ準備された論文を学生同士で相互解説。南副代表からの質問が最大の難所か?

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