国際資源リサイクルセンターがドローン+ロボットスーツ活用セミナーを開催

国際資源リサイクルセンターがドローン+ロボットスーツ活用セミナーを開催

株式会社国際資源リサイクルセンター(栃木県)は、宇都宮の護国会館で「ドローン+ロボットスーツ活用セミナー」を開催した。会場では屋外でのデモ飛行や、ドローンの活用例から実際の導入費用など具体的なテーマでセミナーが行われた。(田中亘)


ミッションプランナーを使ったデモ飛行を実演

株式会社国際資源リサイクルセンターの千田谷直光代表取締役

 株式会社国際資源リサイクルセンターの千田谷直光代表取締役は、セミナーの開催にあたり「大きな可能性を秘めたドローンをぜひ活用してもらいたい。実際に御覧いただいて、体験いただいて、この機能がどういうものかを知っていただくのが、セミナーの目的です」と話す。会場には、地元の建設業や農林業に携わる人たちが訪れ、ドローンやロボットスーツの活用に関するセミナーを熱心に聴講した。そして、セミナー会場となった護国会館の屋外に用意された特設コーナーで、ミッションプランナーを使ったデモ飛行が実演された。ミッションプランナーは、オープンソース系フライトコントローラに対応した自動飛行システム。実演に先立ち、簡単な機能や仕組みが紹介された後、あらかじめプログラムされた飛行ルートにしたがって、イームズロボティクス製のドローンがデモ飛行を行った。
 デモ飛行のあと、建設関連と農業関連に分かれたセミナーが開催された。建設関連では、株式会社日立システムズが「ドローン運用統合管理サービス」について紹介し、i-constructionにはどのように対応するのか、利用から構造物管理業務までの効果的な活用方法を紹介した。同社のドローン・ロボティクス事業推進プロジェクトの宮河英充部長代理は、ドローンを活用すると測量の出来高管理が、従来の1/50の工数になり、レーザー測量とドローンを組み合せることで、より制度の高い測量が可能になると説明した。また、i-constructionだけではなく、インフラや施設点検などにドローンを活用している事例も紹介した。そして宮河氏は「日立システムズは全国の約300拠点で、お客様をサポートします」と締めくくった。日立システムズに続いて、国際資源リサイクルセンターの担当者が、i-Construcstionのために必要なドローンと機材、そして価格について講演した。
 農業関連では、国際資源リサイクルセンターが「ドローンで何ができるのか」というテーマで、農林業におけるドローン活用から実際の導入費用まで講演した。その内容は、農業分野でのドローンの活用例の紹介を中心に、農薬散布から人工受粉に生育調査などの精密農業に森林調査まで、幅広い用途が報告された。講演の最後には、目的ごとに必要なドローンや機材と価格が紹介された。
 セミナーの閉会後には、個別の相談会が設けられ、参加した建設および農林関係者が、熱心にドローンの導入について質問していた。

屋外で行われたオートパイロットによるデモ飛行の様子

日立システムズのドローン・ロボティクス事業推進プロジェクトの宮河英充部長代理

セミナーには多数が詰めかけた。

この記事のライター

関連する投稿


日立システムズとパスコがドローンによる 3 次元測量作業を支援

日立システムズとパスコがドローンによる 3 次元測量作業を支援

株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:北野 昌宏、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)と、航空測量大手の株式会社パスコ(代表取締役社長:島村 秀樹、本社:東京都目黒区/以下、パスコ)は協業し、ドローンによる 3 次元測量 (*1) を支援するサービスを 9 月から提供する。


【ジャパンドローン2018】ドローン検査を充実させる日立システムズ

【ジャパンドローン2018】ドローン検査を充実させる日立システムズ

幕張メッセで開催されたジャパンドローン2018に出展した日立システムズは、企業向けドローン検査のフルパッケージサービスや閉鎖空間での検査に適したドローンなどを紹介していた。


日立システムズが「自動劣化診断機能」でドローンによる構造物の点検作業を効率化

日立システムズが「自動劣化診断機能」でドローンによる構造物の点検作業を効率化

株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:北野 昌宏、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)は、株式会社日立建設設計 (取締役社長:橘 滋夫、本社:東京都千代田区/以下、日立建設設計)と協力し、構造物の劣化箇所をAIで自動診断する「自動劣化診断機能」を「ドローン運用統合管理サービス」に追加した。


構造物管理業務へのドローン活用セミナーを日立システムズが開催

構造物管理業務へのドローン活用セミナーを日立システムズが開催

株式会社日立システムズ(本社:東京都、代表取締役社長:北野 昌宏)は、「ドローン運用統合管理サービス」に構造物を対象とした劣化箇所管理機能を追加し、効果的な3次元台帳の活用方法などを紹介するセミナーを開催した。当初は40名の募集に対して、倍以上の応募があり会場は熱気に包まれていた。


産業用ドローンの新たなビジネス市場を開拓する構造物の点検ソリューション

産業用ドローンの新たなビジネス市場を開拓する構造物の点検ソリューション

株式会社日立システムズ(代表取締役社長:北野昌宏、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)の開発した「3次元管理台帳サービス(仮称)」は、日立建設設計などのグループ企業と協力して開発した構造物の点検ソリューション。産業用ドローンの新たなビジネス市場の拡大に貢献する取り組みとして注目されている。


最新の投稿


「あおもりドローン利活用推進会議」27日に発足会見 大前創希氏も登壇へ!

「あおもりドローン利活用推進会議」27日に発足会見 大前創希氏も登壇へ!

 青森県のドローン関連事業者、研究者らが中心となってドローン関連の産業振興を目指す「あおもりドローン利活用推進会議」が発足することになった。9月27日に青森公立大学(青森市)で報道関係者向けの記者会見を開く。当日はドローンの第一人者である大前創希氏も登壇する。


千葉・館山で開催された水泳競技「OWS2018」を撮影 慶大コンソ南副代表ら

千葉・館山で開催された水泳競技「OWS2018」を撮影 慶大コンソ南副代表ら

 海などで自然の中の長距離水泳競技「第94回日本選手権水泳競技大会OWS競技」(ジャパンスイム オープンウォータースイミング2018)が9月23日、千葉県館山市の北条海岸で開催され、慶大SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアムの南政樹副代表らが、依頼を受けてドローンでの空撮を実施した。


エプソン、両眼シースルーのスマートグラス モニターモデルで業務効率化!MOVERIO『BT-35E』『BT-30E』新発売

エプソン、両眼シースルーのスマートグラス モニターモデルで業務効率化!MOVERIO『BT-35E』『BT-30E』新発売

エプソンは、検査・測定機器やドローン操作等のモニター利用に適した両眼シースルーのスマートグラス MOVERIO『BT-35E』『BT-30E』を10月17日より順次発売する。


ORSO、オーイーシーと共同開発中の自治体向けドローン飛行場所管理ツール「DUCT」を正式発表

ORSO、オーイーシーと共同開発中の自治体向けドローン飛行場所管理ツール「DUCT」を正式発表

株式会社ORSO(東京都千代田区)は、今年2月に業務提携した株式会社オーイーシー(大分県大分市)と共同開発を進める、自治体向けドローン飛行場所管理ツール「DUCT」を正式発表し、9月23日〜24日に開催される「OITAドローンフェスタ2018」で先行公開する。


DJIが米国で政策提言のプロフェッショナルを新たに雇用

DJIが米国で政策提言のプロフェッショナルを新たに雇用

2018年9月18日。DJIの米国法人は、航空政策の専門家David Hansell(デビッド・ハンセル)氏を公共政策管理者に雇用した。米国でのドローン関連の法律や規制への提言を推進する考えだ。