【ジャパンドローン2018・発見!】背負って歩いて5分で点群! LiBackPackにササモモさんもサカグチさんも驚いた!

【ジャパンドローン2018・発見!】背負って歩いて5分で点群! LiBackPackにササモモさんもサカグチさんも驚いた!

 JapanDrone2018の会場でレーザーソリューションを手掛ける株式会社交響(京都市)が展示していたレーザーライダーに驚く声が続出した。ひょいと背負って5分歩けば、会場となっていた幕張メッセの展示ホールの3次元点群データが取得できて、ササモモさんも、サカグチさんも驚いた。


製品の正体は米Green Valley InternationalのLiBackPack

 不思議な光景を見かけたのは開場直前の、各ブースが来場者をお迎えする準備の仕上げが進んでいる時だ。それぞれが自分のブースの準備に余念がない中、リュックを背負って通路をスタスタと歩く人影を見つけた。一般社団法人ドローン撮影クリエイターズ協会(DPCA、京都市)の坂口博紀代表理事だ。
 坂口さんが背負ったリュックからはパイプ状の棒が伸び、その先端にパトライトのような物体がついている。センサーだろう。正面からみると、ちょうどアタマの上にパトライトが出ている恰好になる。手にはタブレットがあり、それをのぞくと、ディスプレイには、坂口さんが歩いた奇跡が線で描かれ、会場の点群データが作られていた。「これ、すごくないですか? まだ歩き出したばっかりですよ」。おもしろそうなので、ついて行くことにした。
 展示会場の通路を坂口代表理事が再び歩きはじめると、一歩踏み出すごとにその軌跡と、新たに得られた点群がタブレットのディスプレイに加わり、刻一刻と会場の立体模型が完成していく。屋根があるのでGPSは届きにくいが、これはすいすいと点群ができる。なるほど、おもしろい。「あっちに社長がいるんですよ。行きましょ」。エントツを背負った坂口さんに促され、この小道具を出品しているブースに行くことにした。この間も刻一刻とデータが充実していく。
 ブースたどりつく前に、Dアカデミー関東埼玉校(株式会社ジュンテクノサービス)と株式会社DoriRoboの共同ブースを通りかかると、ブースを応援していた女性ドローンチーム、「ドローンジョプラス」代表のササモモさん(佐々木桃子さん)に遭遇した。ササモモさんは好奇心旺盛の様子で「それ、なんですか」と身を乗り出してきた。
 おもしろいものは共有したほうが、もっとおもしろくなる。初対面の坂口さんを紹介し、経緯を説明してもらうと、ササモモさんは興味津々で、「私も背負っていいですか~」と切り出して来たので、背負ってもらうことにした。せっかくなので、会場をもう一周することにした。
 ササモモさんが背負って、今度は3人で会場を一周。手元のタブレットには点群がますます充実。ササモモさんは,ドローンタイムズ主催の雑談系交流会、ドローントークPITの司会として、いつもは冷静に機転もきかせて会場を盛り上げ、巻き込み、楽しませているが、この日は「これおもしろい」、「めだつ~」、「たのしい」といつもより高めのテンション。せっかくなので3人で、出展者ブースに向かった。
 出展していたのは、レーザーソリューションを提供している株式会社光響(京都市)。さわやかイケメンの住村和彦社長は京大でレーザー、阪大大学院でMBAを研究し博士号を持つ。10人の博士号取得者10人を擁する頭脳集団で、海外ののすぐれものを輸入し、日本のユーザーが使いやすいように調整、カスタマイズをするほか、鉄鋼製品の表面についたサビをあっというまに取る装置などユーザーの需要に応じた製品の自社開発を手掛けている。「世界に光、響かせる」を合い言葉に、レーザー界のプラットフォーマーを掲げている。
 ササモモさんや、坂口代表理事が背負っていたのは、バックパック型ライダーLiBackpack。米Green Valley Internatioal社の製品で、独自の光測距LiDARシステムと自己位置推定SLAMを組み合わせて3次元データを高精度に計測、取得できるモバイル3Dマッピングシステムだ。GPSの受信に頼らないので、幕張メッセの展示ホールのような屋内や森林地域でもマッピングができる。半径100メートルの情報を取得するので、広いホールではあっても、隅々まで歩く必要もない。より広範囲の地形を入手するには、ドローンに搭載するのが有効だろうし、屋内や森林などなら地上で背負って歩くのがいいかもしれない。
 製品を開発したGreenValley Internationalは3Dマッピングソリューションが得意で、上空用にレーザードローンも開発しているという。
 へえ~、と関心したとき、住村社長の手に、スマホほどの小箱があるのに気づいた。そこからブースのついたてに向けて映像が照射されている。なんでこれは。こちらは韓国製のレーザープロジェクター。消費者向けの販売はまだできないが、法人の研究用途などの需要を見込んでいるのだそうだ。興味深いものを世界から集めてくる光響の動向はこれからも目が離せない。

https://www.symphotony.com/press-release/liback/

LiBackPackの使い心地を確かめるドローンジョプラスのササモモさん(左)とDPCAの坂口博紀理事長。右端のイケメン、住村和彦社長は「早い、高精度、低価格が特徴」と説明

JapanDrone2018の会場となった千葉・幕張メッセ「展示ホール5」なら5分歩けば立体模型が作れそうな点群が取得できる。画像の白い線がLiBackPackを背負って歩いた軌跡だ

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