ドローンジャパン「ドローン米2018 キックオフイベント」開催 篤農家5氏のドローン米食べ比べ

ドローンジャパン「ドローン米2018 キックオフイベント」開催 篤農家5氏のドローン米食べ比べ

ドローンを活用した先進農業に取り組むドローン・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝俣喜一朗)は、2018年度の栽培に向けた“応援チーム”を結成する目的で、ドローン米2018 キックオフイベントを都内で開催した。


5名の篤農家が新米を持ち寄りドローン米の支援者にふるまう

ドローン米支援者約70名が集った。

 ドローン・ジャパンが主催したドローン生産者を囲む会には、70名を越える参加者が集まった。会場では、5名の篤農家を中心に、ドローン米の栽培を担う人たちと、ドローン米の価値を広く伝える人たち、そしてドローン米を消費する人たちが、それぞれの熱い思いを語り合った。幹事代表を務めたドローン・ジャパンの勝俣喜一朗氏は、新米を持って駆けつけた5名の篤農家を順番に紹介し、それぞれのドローン米に賭ける思いを語ってもらった。
 最初に登壇した北海道旭川市の市川農場の市川範之氏は、有機栽培で育ったドローン米がいかに旨いかを語り、今年からは新たな取り組みとしてグルテンフリーの米だけで作った麺を紹介した。また、富山県立山町で株式会社笑農和(えのわ)の代表取締役を務める下村豪徳氏は、農業にITを活用して活性化を図る取り組みについて話し、担い手の不足をテクノロジーで補うことの重要性を訴えた。そして、新潟県長岡市から参加した中島明則氏は、自身が19代目となる長い歴史を持つ篤農家で、農業だけではなく測量やプログラミングなどのITスキルも身につけ、鴨による自然農法も実践している。中島氏は「農業だけで食べていけないから、いろいろなビジネスも展開しています」と話し、ドローン米プロジェクトを通して篤農家が安全で美味しい米の生産に注力できる農業を実現したいと語った。さらに、三重県津市から参加した辻農園の辻武史代表は、オリジナルのブランド米「たらふく」を紹介し、自然調和型の稲作にとってドローンのリモートセンシングによる「見える化」が、いかに重要かを伝えた。最後に、岡山県鏡野町から本山精耕園の本山紘司代表が登壇し、2008年に農林水産省のエリート官僚から農家に転じた経緯に触れ、鏡野町でも耕作放棄地が増えている現状に対して、農業のIT化が新たな農業従事者の参入支援につながるとの期待を述べた。篤農家によるドローン米に対する思いが語られた後、インターネット中継によるパリでの試食会の様子が紹介され、ドバイでの販売を支援するパートナーの動画も映された。
 約一時間に及ぶ生産者や支援者の紹介と挨拶を終え、勝俣氏の音頭による乾杯が行われた後、各テーブルには5種類のドローン米が順番に運ばれ、副菜との絶妙な味のバランスに舌鼓を打ちながら、参加者は5名の篤農家と日本の食や農業のIT化について、熱心に意見を交換していた。

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