鎌倉市消防出初式でドローン初出動、消防総合訓練を中継 鎌倉ドローン協会

鎌倉市消防出初式でドローン初出動、消防総合訓練を中継 鎌倉ドローン協会

鎌倉市消防出初式で消防総合訓練が、6日、鎌倉市山崎の山崎浄化センターで行われ、鎌倉ドローン協会によるドローンのデモンストレーションが行われた。同市と同協会は、昨年防災協定を締結したことから、鎌倉市出初式でドローンを使った被災地域の状況把握を想定した映像中継が初めて行われた。


状況把握に効果的なドローン映像中継

 新年恒例となっている鎌倉市「消防出初式」が、消防関係車両19台、消防隊員や消防団員271人が参加して、6日、鎌倉市山崎の山崎浄化センターで行われた。鎌倉・大船の両とび職組合によるまとい振込みとはしご乗りをはじめ、消防部隊による消防総合訓練が行われた、。また、今年初めてドローンによるデモンストレーションがつめかけた約700人の市民を前に披露された。
 ドローンによるデモを行ったのは昨年、鎌倉市や鎌倉警察署と防災協定を締結した一般社団法人鎌倉ドローン協会(鎌倉市七里ガ浜東、代表理事:青栁正紀)で、地震発生を想定した消防総合訓練の冒頭、被災地域の状況把握のためにドローンによる現場中継を行った。中継映像は来賓席前に置かれた大型ディスプレイにも分岐され、上空からの臨場感ある映像をリアルタイムで映し出し、ドローンによる上空からの映像が状況把握に効果的であることをアピールした。

自主防災活動優良団体として常盤町内会防災部を表彰する松尾市長(左)

 開会式では鎌倉市の松尾崇市長が挨拶し「本市においても(昨年)10月の台風21号により 、沿岸部を中心に高潮災害による大きな被害が残り、改めて自然災害の脅威を痛感した」とし、鎌倉市では安全で快適な生活がおくれる街を優先的に取り組む事業として位置づけ、消防力の総合的整備、充実を図り、防災態勢の充実につて積極的に取り組むと訴えた。また、全国各地で地震の発生や台風、局地的豪雨、土砂災害などが発生しているが、自然災害に見舞われた際には自助、共助、公助の連携と役割分担が被害の軽減につながるとも話した。

ドローンは、はしご車のゴンドラを使った消防隊による救出活動を中継した=1月6日、鎌倉市山崎の山崎浄化センター

ドローンから撮影された映像は、建物に模した屋上でのはしご車による救出作業が詳細に分かる(鎌倉ドローン協会提供)

消防総合訓練の最後に鎌倉市内の消防団による一斉放水が行われた

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