【CES2018】太陽光で発電して飛行するドローンが登場する

【CES2018】太陽光で発電して飛行するドローンが登場する

国立台湾大学の研究室が、ドローンの長時間飛行に取り組むために、太陽光で発電しながら飛行するソーラードローンをホームページで発表した。また、米国のsUAS Newsによれば、米国ラスベガスで1月9日から開催されるCES2018で、ブース#52105に展示される予定。


シリコンナノワイヤ太陽電池を利用して飛ぶドローン

動画の中で紹介されている飛行の様子

 国立台湾大学の研究室は、太陽電池の限界を突破する可能性を秘めた新技術として注目されているシリコンナノワイヤ太陽電池に注目し、最新の素材による発電システムを搭載したドローンを開発した。その飛行の様子は、「太陽能動力四軸無人機」と題された動画で公開されている。動画に添えられているコメントによれば、「このテストでは、2200mAhの単一バッテリーでは、6分20秒のフライト時間のドローンが、太陽エネルギーを使用して16分と2秒の飛行が可能になり、時間にして253%に延長された」と説明されている。
 ソーラードローンに利用されたシリコンナノワイヤ太陽電池は、ナノサイズの径の微細な突起状の半導体を備えている。一般的な太陽電池は、基板面に平行な平面状のpn接合面(半導体中でp型の領域とn型の領域が接している部分)を備えている。それに対して、ナノワイヤは人の髪の毛の1/100,000の太さで、長さは数ミクロン。ナノインプリントなどの最先端のナノテクノロジーを用いて加工される。発電効率が高く、次世代の太陽光発電システムとして注目されている。
 国立台湾大学の研究室では、ドローンに太陽光エネルギーを供給するために、2つの重要な問題に取り組んだ。まず、プロペラの位置がソーラーパネルに干渉しない機体の設計。次が、ドローンに十分な電力を供給し、なおかつ計量な太陽光パネルの開発。これらの課題を解決する方法として、今回のソーラードローンの試験飛行の様子が紹介された。

 飛行の様子は以下の動画で確認できるが、限定公開のため削除される可能性もある。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=98&v=ukcqt3DRLRQ

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