産業用ドローン向けクラウドサービス「エアロボクラウド」がAI を用いた自動判別機能の提供を開始

産業用ドローン向けクラウドサービス「エアロボクラウド」がAI を用いた自動判別機能の提供を開始

エアロセンス株式会社(東京都文京区、代表取締役:谷口恒、以下エアロセンス)は、 産業用ドローン向けクラウドサービス「AEROBO Cloud」(エアロボクラウド)に、AI(人工知能)を用いて自動的に傷や劣化などを検出し、ドローン空撮画像を用いた点検作業のサポートを行う機能の提供を開始した。


点検エンジンがDeep Learning技術で検出の自動化と高精度化を実現

シート損傷の自動検出例

 エアロボクラウドは、ドローンを活用した測量や点検業務をサポートするクラウドサービス。大量の撮影データやフライトの管理、点群や 3D モデルを作成する写真測量処理などで、ドローンを活用した測量や点検業務をサポートする。
 新たに提供を開始したクラウド上での自動点検機能では、人手で判定した損傷を学習し、損傷の判定をクラウド上で自動化する。 その結果、昼間に撮影しアップロードすると、次の日の朝にはクラウド上でオルソ画像と点検結果がダウンロード可能となり、効率的な点検ワークフローを実現する。今回、点検エンジンを導入したことにより、人手に頼っていた従来のワークフローと比較して作業時間を約 60%を削減できたという。
 エアロボの点検エンジンでは、Deep Learning と呼ばれる機械学習の技術を利用して検出の自動化と高い精度を実現した。シート点検の例では、天候による光の加減や降雨による湿潤、土汚れなど多様な状態のシート画像から、補修が必要となるレベルの傷や劣化については 90%以上の精度で検出する。また、これまでエアロセンスでは空撮画像に Deep Learning をはじめとする画像解析手法を適用することで、自動車の検出およびカウント、エアロボマーカー(測量用マーカー)の自動検出による測量処理の全自動化など、価値ある情報の抽出、ワークフローの効率化に取り組んできた。エアロボマーカーとクラウドの自動連携では、空撮画像中に存在するマーカーを自動的に検出し、マーカーの測位結果とマッチングすることで、測量処理に必要なマーカー座標の入力を全て自動化している。
 エアロボ点検では、現在は RGB の空撮画像を用いたシート点検エンジンの提供を開始したが、今後は利用できるエンジンを随時拡充していく予定。RGB 以外にも赤外線画像を用いた点検、また地上面だけでなく壁面点検についても研究開発を進め、自動検出エンジンに限らず点検結果の確認を効率化するためのウェブブラウザ上での UI開発も進めているという。

エアロボマーカー自動検出例

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