エンルートラボがドローン用小型フライトデータレコーダーを開発

エンルートラボがドローン用小型フライトデータレコーダーを開発

株式会社エンルートラボ(本社:埼玉県ふじみ野市)は、機体トラブル等による墜落時に、 事故原因究明に有効なデータを記録できるとともに機体捜索に必要な機能を搭載したドローン用小型フライトデータレコーダーを開発したと発表した。


小型無人機の事故解析、機体捜索に必要な機能を搭載

 今回エンルートラボが開発した小型無人機に搭載できるフライトデータレコーダーは、機体トラブル等による墜落時に、機体の傾きや速度、 GPSの航行軌跡、 モーターの出力、 オペレーターの操作状況など事故原因究明に有効なデータを記録できるとしている。 データは、 産業用防水型のマイクロSDに記録され、 PCで読み取りし、 専用ソフトでの解析を行うことができる。
 フライトデータレコーダーを発見するための機能としては、 座標情報をBLE(Bluetooth Low Energy)によるビーコンとして発信する。 また、 ブザーにより音による捜索も可能としている。
 これらの機能は、 墜落等によって外部電源が遮断されたあとでも、 機体のもつ電源により30分から数時間(独立電源の容量とビーコンの発信間隔による)の動作時間を確保することができる。 BLEでは、 近距離での通信しか行えないが、 捜索用ドローンに搭載可能な発見用装置を用意しており、 飛行経路周辺のドローンによる捜索も可能となっている。機体の紛失は、 バッテリー発火による山火事の誘発や、 ドローン動産保険の適用にならないケースもあるため、 機体発見の機能は重要な課題となっている。
 レコーダーユニットは、 アルミとPOM製のケースに収められ、 墜落時の衝撃にも耐える構造になっており、また ケースの開封を記録する仕組みもあり、 ユーザーによるデータ改竄の可能性を確認することもできる。

注1)このフライトデータレコーダーは、 エンルートラボ設計の機体専用。
注2)このフライトデータレコーダーは、 OEM、 ODMでの供給となっており、 単体での販売は行なっていない。

【本件に関するお問合せ先】
株式会社エンルートラボ
電話:049-293-4567 メールアドレス:info@elab.co.jp

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