【慶大×田村市】空撮班9人、ドローン体験班11人 魅力的な〝TAMURA〟を9/9のフェスで発信!

【慶大×田村市】空撮班9人、ドローン体験班11人 魅力的な〝TAMURA〟を9/9のフェスで発信!

 福島県田村市で9月9日に行われる野外フェスONE+NATION music circusに向けて、福島県立船引高校の生徒達が作戦を練っています。生徒は当日、ドローンで会場の様子を撮影したり来場者に触れてもらったりします。どうすれば田村市を魅力的に表現できるのか、どうすれば来場される方々にドローンを楽しんで頂けるのか。


ドローンはすでに田村市の「地域の特性」に仲間入り

 船引高校では9月1日、慶大によるドローン特別講座が開かれ、9月9日に市内で行われるフェスでの生徒達の役割分担が発表されました。空撮チームになった生徒は9人。撮影可能な時間、場所、当日の連絡の取り方、雨天時の対応などを確認したうえで、3人ずつ3チームに分かれて、当日、どこでどう飛ばして、どう撮影するか、という計画となるフライトプランの作成に入りました。
 体験会チームの生徒は11人。これまで生徒の技術指導にあたってきた、ドローンのインストラクターでもある、株式会社糺の森の土方愛玲奈さんが、当日の来場者との接し方などの心構えを説明しました。
 ONE+NATIONは、音楽と「地域の特性」をあわせた地方発信型野外フェスです。田村市で開かれる9月9日のフェスでも、会場には地域で親しまれた味の店や、地元に続くワークショップのブースが並びます。
 田村市は昨年12月に慶大と、ドローンの利活用により地域創生や人材育成などを含む〝ドローン連携協定〟を締結しました。船引高校の生徒達がドローンの知識を学び、技術を身に付けているのも、この取り組みの一連です。中には、これから船引高校に来るかもしれない中学生を前に、ドローンを飛ばしてみせた生徒もいたそうです。またドローン特別講座では、1期の受講生や新たに加わった2期の生徒に指導するなど、次の世代に伝える循環が生まれ始めています。ドローンやドローンを扱う生徒、彼らの活動そのものが、田村市の「地域の特性」の一部になりつつあります。当日のフェス会場でも、来場者はより魅力的に、より楽しく〝TAMURA〟を発信するために奮闘する生徒の姿を見ることができます。
 慶大ドローン社会創出コンソーシアムの南政樹事務局長は、この日の特別講座で生徒たちに、「フェスに参加をする20人は、それ以外の方々ができない貴重な体験をすることになります。その体験をほかの人たちに伝えてほしい。何をしたか、だけではありません。むしろ、みなさんが、何を感じたか、何を考えたか、ということが大変重要です。それをぜひ、まわりに伝えて、田村市にはドローンがあるということを伝えて下さい」と話しました。その感想や考えは、もしかしたら本欄でご紹介できるかもしれません。
 田村市では、地域の特徴をたずねられると「なにもないところ」という回答が最も多い、という話を耳にします。フェスでは、高校生がドローンを飛ばしたり、来場者の体験を手伝ったりと大いに躍動している姿を目にするはずです。これを機に、田村市では「高校生がドローンに取り組んでいるところ」と胸を張って答える市民が増えることを期待しています。

ONE+NATION music circus(田村市)
http://onenationmc.jp/tamura/

会場の見取り図を前に作戦を練る空撮チーム

ドローン体験会チームの主題は、どうしたら来場される方にドローンを楽しんでいただけるか

地域の魅力に焦点を絞ったポスターも

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