ドローン初体験女性スタッフが「SPARK」をジェスチャーで完全コントロール

ドローン初体験女性スタッフが「SPARK」をジェスチャーで完全コントロール

SPARKが出荷されてから約1カ月、DJI JAPANさんからSPARKを借用してみた。「ペットみたい」というドローン初体験の女性スタッフがジェスチャーコントロールによるフライトに挑戦した。


 SPARKが出荷された先月15日から1カ月が経過、すでに手に入れて飛ばしまくっている方も多いことと思います。すでに多くのサイトでレビューもされ「今さら」感は拭えませんが、当サイトではドローン初心者の弊社女子スタッフがSPARKのフライトに挑戦したので、そのレポートを紹介したいと思います。
 DJI JAPANさんから届いたパッケージは写真のような感じです。コンパクトの一言に尽きます。プロペラ付けたままでケースに入れることができます。また空いているスペースには予備バッテリーや予備プロペラが入りそう。
 このほかに同梱されていたのはAC充電器とプロペラガード。これらは全てオプションです。コントローラーは見当たりませんでした。標準セットにはプロペラガードは含まれていませんが、屋内でのフライトや手のひらからの離着陸を考えるとプロペラガードは別途購入した方が安全だと思います。

プロペラは付けたままでOKなのでかなりコンパクトにまとめられます。機体左右のスペースに予備バッテリー、前後には予備プロペラが入りそうです。バッテリーは入れてみましたが大丈夫でした。

 SPARKはDJIのドローンでは初めて機体にカラーバリエーションがあるシリーズとなっています。Alpine White(白)、Sky Blue(青)、Meadow Green(緑)、Lava Red(赤)、Sunrise Yellow(黄)の全5色から選べるのも新鮮です。今回DJI JAPANさんから届いたのはSky Blue(青)の機体でした。

全5色。

 機体重量はバッテリー装着した状態で300グラム。DJI史上最小のドローン。
 今回ドローンを飛ばす女子Hさん、Iさん両女史の第一印象も「かわいい、ペットみたい」とかなり好印象で、いいテンションでデモフライトに臨めそうで楽しみです。
 航空法の範囲外である200グラムを切らなかったのは何故かという疑問もあるが、2軸ジンバルでブレのないカメラや各種センサー、16分の飛行時間といったものを詰め込むと当然の重量で、逆に300グラムの軽量で良く作ったと言わざるを得ない。

前面には3次元認識センサー底にはビジョンポジショニングシステムを搭載。

離陸から着陸まで

 ①機体後方のバッテリーの電源ボタンをトン、トーンと押します。
  1回目より2回目を長押しします。するとDJI特有の起動音がして起動します。
 ②手のひらに乗せて、アームLEDが赤色で点灯したら認識したという証拠です。
 ③バッテリーの後ろのボタンをトン、トンと2回押します。
  プロペラが回りはじめ、SPARKが手のひらから浮上し、ホバリングします。
 ④ホバリング中のSPARKに手のひらをかざします。
  ペットの犬に「待て」をする感じです。
 ⑤ゼスチャーを認識するとアームLEDが緑色に点灯します。
  ハンドパワーよろしく左右上下にゆっくりと動かしてみましょう。
  SPARKも手の動きに追随して飛行するではありませんか!
 ⑥手をかざしたまま体を前後に動かすと、一定の距離を保ちながら機体も呼応します。本当にペットのようです。

ドローン初体験の I さん(左)とちょっと飛ばしたことのあるHさん。上記手順通りで無事にフライトさせることができました。皆さんお上手です。今度は会議中に飛ばしてみたくなりました(冗談です)。

 ⑦ひとしきり遊んだら、さて着陸です。
  ホバリング中のSPARKの下に手を差し出しましょう。
  機体はゆっくりと下降して手のひらにランディングするではないですか。
  ここでバッテリーの後ろのスイッチを起動と同様に2回押します。
  電源が切れます。

手のひらをSPARKの下に差し出すと、機体がゆっくり降りてきます。Iさんはドローンも簡単に手なずけてしまいました。

 ということで、初心者でもすぐに飛ばすことができました。
 弊社の狭い会議室で行ったテストフライトでしたが、誰がやっても安全かつ簡単に飛ばすことできました。さて野外に持ち出してカメラの画像や様々なモードのテストを行いたかったのですが、機体をお借りした期間中天候等の理由で予定していた場所に持ち出せなかったのと、スマホを使った操縦も、WiFiのパスワードを何故か認証しなかったのでテストできなかったのが残念です。次回機会があれば是非、画像テストも含めて行いたいと思います。
 それにしてもコントローラが不要だと、機体を出して手のひらからの離陸まで30数秒足らずでフライトしたのは、Mavicオーナーとしても驚きです。

ファームアップで便利な機能が追加

 追記ですが、機体返却後DJI JAPANさんから以下のようなメールが届きました。

   ーーーーーーー◆―ーーーーーー◆ーーーーーーーー

・ファームウェア更新による機能追加について
最新ファームウェアにより、パームコントロールで機体操縦した際、いつでもジェスチャー機能でのセルフィー撮影が可能になりました。
(ですので、バイバイのゼスチャーして機体を離した後でなくても、手の動きで機体を動かし、好きな位置でジェスチャー撮影が可能です)
 
・送信機における最大伝送距離について
Sparkは送信機を使用した場合、最大伝送距離は最大約2kmですが、各国の電波法上、飛行する国ごとに最大伝送距離が異なります。
日本で使用する場合は、最大伝送距離は約500mとなります。
なお、主要各国の最大伝送距離は以下のとおりです。
・米国、オーストラリア、ブラジル、メキシコ:最大2km
・ヨーロッパ、ロシア、シンガポール、中国、日本、韓国:最大500m
(※障害物、電波干渉がない場合になります。飛行は、常に法令、規制を遵守して下さい。)

   ーーーーーーー◆―ーーーーーー◆ーーーーーーーー

とのことでした。セルフィーはより便利になりましたね。
以上です。

SPARKデータ

■機体
離陸重量 300 g
寸法 143×143×55 mm
対角寸法 (プロペラを含まず) 170 mm
最大速度 S (Sport)モードで50k/h (無風時)
最大飛行時間 16分 (20k/hの一定速度で無風時)
最大ホバリング時間 15分 (無風時)
動作環境温度 0~40℃
衛星測位システム GPS/GLONASS
ホバリング精度 垂直:+/-0.1m (ビジョンポジショニングが有効な場合)または +/-0.5m
水平:+/-0.3m (ビジョンポジショニングが有効な場合)または +/-1.5m
動作周波数 2.400 〜 2.483 GHz

■ジンバル
操作可能範囲 ピッチ: -85~0°
機構 2軸メカニカル (ピッチ、ロール)

■ビジョン・ポジショニング・システム
速度範囲 高度2mで36km/h以下
対応高度 0~8m
動作範囲 0~30m
動作環境 "地表の模様が明瞭で、反射率が20%超で拡散反射が可能であること 適切な明るさ (15ルクス超)”

■Wi-Fi
動作周波数 2.4GHz; 5.8 GHz
※日本国内では2.4GHzのみ利用可
最大伝送距離 100m(距離), 50m(高度) (障害物、干渉がない場合)

■3D認識システム
障害物認識範囲 0.2 ~ 5m
動作環境 地表の模様が明瞭で、反射率が20%超で拡散反射が可能であること、 適切な明るさ (15ルクス超)

■カメラ
センサー 1/2.3インチCMOS
有効画素数: 12MP
レンズ FOV 81.9° 25mm (35mm版換算) f/2.6
(撮影範囲: 2m~∞)
ISOレンジ 動画: 100~3200
写真: 100~1600
電子シャッター 2 ~ 1/8000s
静止画サイズ 3968×2976:被写体を追尾せず撮影している場合
1440×1080:ActiveTrack (アクティブトラック)またはジェスチャーコントロールで被写体を追尾している場合
1440×1080:ShallowFocus (シャロー・フォーカス)使用時
2300×1280:Pano (水平)の場合
960×1280:Pano (垂直)の場合
静止画モード シングルショット
バーストショット: 3枚
オート露出ブラケット (AEB): 3枚 (0.7EVステップ)
インターバル: 2/3/5/7/10/15/20/30/60s
動画解像度 FHD: 1920×1080 30p
最大ビデオビットレート 24 Mbps
対応ファイルシステム FAT32
写真フォーマット JPEG
動画フォーマット MP4 (MPEG-4 AVC/H.264)

■送信機
動作周波数 2.412-2.462 GHz; 5.745-5.825 GHz
※日本国内では2.412-2.462 GHzのみ利用可
最大伝送距離 2.412 - 2.462 GHz ( 障害物、電波干渉がない場合 )
FCC: 2 km; CE: 500 m; SRRC: 500 m;
5.745 - 5.825 GHz ( 障害物、電波干渉がない場合 )
FCC: 2 km; CE: 300 m; SRRC:1.2 km;
※日本国内で使用する場合の最大伝送距離は500m
動作環境温度 0~40℃
バッテリー 2970 mAh
動作電流/電圧 950 mAh @3.7 V
対応モバイルデバイスサイズ 厚さ: 6.5~8.5mm
最大長: 160mm

■インテリジェント・フライトバッテリー
容量 1480 mAh
電圧 11.4 V
最大充電電圧 13.05 V
バッテリータイプ LiPo 3S
電力量 16.87 Wh
正味重量 約95g
充電温度範囲 5~40℃

この記事のライター

関連するキーワード


DJI SPARK

関連する投稿


DJI、プロ向けに最適化された空撮用 Super 35mm デジタルシネ マカメラ「ZENMUSE X7」を発表

DJI、プロ向けに最適化された空撮用 Super 35mm デジタルシネ マカメラ「ZENMUSE X7」を発表

DJI はプロ向けに最適化された空撮用 Super 35mm デジタルシネマカメラ「ZENMUSE X7」を発表した。


DJIが飛行中のドローンを識別および管理する新技術「AeroScope」を発表

DJIが飛行中のドローンを識別および管理する新技術「AeroScope」を発表

DJI は、安全性、セキュリティおよびプラ イバシー問題に対応することを目的に、既存技術を活用して、飛行中のドローンを識別、管理する 新技術「AEROSCOPE」を発表した。


第6回「DJIドローン飛行申請 サポート講習会 in 東京」10月30日開催

第6回「DJIドローン飛行申請 サポート講習会 in 東京」10月30日開催

本講習会では、実際の申請書類を用いて申請をどのような流れで行うのか、またどのような点に注意し申請書を作成すれば良いのかを説明する。


【ドローン × ICT】 「第一回 北海道ドローン選手権」が開催される(2)

【ドローン × ICT】 「第一回 北海道ドローン選手権」が開催される(2)

「第一回 北海道ドローン選手権」に参加した6チームは、大きく二つに分かれる画像処理を用いた。オフラインでの解析とオンラインでのリアルタイム処理。今回は、各チームのドローンや開発環境を解説する。


DJIがインターネットデータ転送なしで飛行可能なプライバシーモードを 発表

DJIがインターネットデータ転送なしで飛行可能なプライバシーモードを 発表

DJI は、高度な機密性保護を求める政府機関や企業顧客向けに、データのプライバシー保護の強化のため、操縦アプリ「DJI PILOT」からインターネット通信を停止できる新しいローカルデータモードを10月3日、発表した。


最新の投稿


「KDDI IoTクラウド ~ドローンパッケージ~」の提供を開始

「KDDI IoTクラウド ~ドローンパッケージ~」の提供を開始

KDDIは、2017年10月16日より、ドローンビジネスをはじめる法人向けに、機体や損害保険の提供、飛行許可申請サポートといった導入時点で必要となるサービスから、運航管理システムなどを含めた運用サービスまで、ドローンビジネスをフルサポートするパッケージサービス「KDDI IoTクラウド ~ドローンパッケージ~を提供する


エス・エス・ドローン、〝無振動エンジン〟のハイブリッドドローン試作機を展示

エス・エス・ドローン、〝無振動エンジン〟のハイブリッドドローン試作機を展示

 強靱で使いやすい機体の提供を掲げる国産ドローンメーカー、エス・エス・ドローン株式会社(群馬県高崎市)が、千葉・幕張メッセで開かれた「農業ワールド2017」の「国際次世代農業EXPO」で、電動とハイブリッドのドローンを展示した。ハブリッド機は試作機だが、マグネシウム合金のボディが来場者の目を引いていた。


エンルートの5L機フルモデルチェンジ、TEADの多彩なドローン活用など〜「第4回 次世代農業EXPO」

エンルートの5L機フルモデルチェンジ、TEADの多彩なドローン活用など〜「第4回 次世代農業EXPO」

先進技術で農業を強くする「第4回 次世代農業EXPO」が、10月11日〜13日に幕張メッセで開かれた。今年はドローン関連出展社も多く、農薬散布はもとより、精密農業に関する出展も目立ってきた。積極的にドローンを活用する動きが広く定着してきたということで、今回はまだ記事化しきれてないものを紹介する。


〝ジドコン〟が都内で説明会 約20社が参加 「自動車からドローンまでの安全教育を」

〝ジドコン〟が都内で説明会 約20社が参加 「自動車からドローンまでの安全教育を」

 自動車学校のドローンスクール化を推進する「全国自動車学校ドローンコンソーシアム」(ジドコン)が、東京・秋葉原で自動車学校向けの説明会を開き、約20の自動車学校が参加した。趣旨に賛同する自動車学校は今後、ドローンの技能認証の取得、講師講習の受講などの手続きを進める。早ければ年明けにも加盟スクールが誕生する見込みだ。


ドローンとAIで北極熊やクジラの生態研究をサポートするインテル

ドローンとAIで北極熊やクジラの生態研究をサポートするインテル

米国インテルは、科学者や専門家と提携し、ドローンと人工知能(AI)を活用して、北極熊やクジラなどの野生生物の生態研究をサポートしている。