エアロセンスとERIソリューションがドローンを活用した非破壊検査で提携

エアロセンスとERIソリューションがドローンを活用した非破壊検査で提携

エアロセンス株式会社(東京都文京区、代表取締役:谷口恵恒、以下エアロセンス)は、株式会社ERIソリューション(東京都港区、代表取締役:横瀬弘明、以下ERIソリューション)と業務提携し、ドローンを活用した非破壊検査の実用化を目指す。


ドローンを活用した新たな非破壊検査ソリューションの提供

 エアロセンスとERIソリューションは、建築物の調査および診断市場にドローンを活用した新たなソリューションを提供するための業務提携を発表した。両社は協業して、建築物の劣化などを検査する現場におけるドローンの自律型飛行システムと検査の実用化に関する技術を開発する。そして開発したソリューションを全国に展開していく予定。
 エアロセンスがパートナーに選んだERIソリューションは、民間確認検査機関の日本ERI株式会社を中核としたERIグループに属する。同社は既存建築物の「現状の劣化事象」、「施工時・不慮の災害等による不具合箇所」、「構造体の安全性」や、新築現場の「施工状況の現地調査」など、幅広い調査・検査業務に対応している。主な事業としては、不動産取引などのデューデリジェンスや既存の建物の評価などの調査を全国で展開している。
 既存建築ストックの活用は、日本において重要な施策のひとつであり、建築物の維持管理のための調査診断の重要性は高まりつつある。そのニーズに応えるために、エアロセンスの持つドローンの自律飛行技術と、収集したデータを効率的に処理する技術。そしてERIソリューションの持つ建築物調査・検査に関する知見と経験値を融合させ、先端ロボット技術を駆使した調査診断技術開発の推進、検査現場への実用化の普及を目指す。
 ERIソリューションは、平成28年6月1日に埼玉県の病院で、タイルの浮きやクラックの状況を赤外線カメラと4Kの可視カメラを搭載したドローンで、検査の実証実験を行っている。同社のサイトによれば「今回のドローン導入で、問題個所の絞り込み等、これらの多くの問題が解決されます。 更に外壁のみならず、戸建住宅の屋根の劣化状況や雨漏り検査等にも危険なく速やかな検査が可能となるなど、検査の効率化・低コスト化に大きく貢献するものと思われます」と評価実験の結果を評価している。そして「今後、社員の操縦者(パイロット)養成と合せ、既に受注している案件での検査も実施していき、多くの検査依頼者の要望に応えられるような体制を構築します。ドローン導入による検査の効率化・省力化・均一化と精度向上により、多様な検査依頼への対応が可能となり、更なるドローン活用のアイデアで大きく社会貢献できるものと確信しています」とも発表している。

ERIソリューションのサイトで発表されているドローン検査の実証実験

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