ドローンファンド千葉功太郎氏インタビュー! 「投資家はお金を出す人ではなく、熱い志を応援する人」

ドローンファンド千葉功太郎氏インタビュー! 「投資家はお金を出す人ではなく、熱い志を応援する人」

 日本で初めて、世界でも珍しいドローンスタートアップ特化型ファンド「ドローンファンド」が6月1日、発足した。6月中に11社への出資を予定している。ファンドを率いる千葉功太郎氏は、DroneTimesのインタビューに応じ、「世界でゼロに近い日本のドローンのプレゼンスを高めたい」と語った。インタビューの内容をお届けする


ドローンとの出会いは2年前 原点は「飛ばして楽しい」

 ドローンと出会ったのは2年前です。ドローンの業界にはラジコン系の方が多く、そこから含めると経歴が長い方も多いので、そういった方々と比べると僕は新参者です。
 2015年の2月で、ぼくが株式会社コロプラにいたころ、株式会社ORSOの坂本義親社長がドローンを持って遊びにきたんです。坂本さんは当時からドローンの事業をやっていて、インスパ(DJI INSPIRE)とかビーバップ(Parrot Bebop Drone)とか、いろんな機種を持参して、ドローンがいかにすごいかについて、プレゼンテーションをして頂いたんです。実際にビーバップを会議室で飛ばして、そのときに生まれて初めて実際のドローンを見て「すごいな」って思ったんです。
 帰り際には練習用にちっちゃいドローンを置いていってくれました。ただし「毎日飛ばすこと」「3か月は外に出ちゃダメ」と言われました。
 ちっちゃいドローンは、操縦が難しいし、流れちゃうから危ないじゃないですか。それを部屋の中でひょいひょい飛ばせるようになったら、ビーバップもファントム(DJI Phntom)も飛ばしていいと言われたんです。
 僕は言いつけを守って、まじめに毎朝8時に会社に行って1~2時間、だれもいないオフィスをくるくる飛ばしました。ドローンを持って外にでたのは6月。GPSがついたビーバップを飛ばしたのですが、飛ばしてみて驚きましたね。「こんなに簡単なのか!」って。坂本さんの教えはすごくよかったわけです。自動車でいえば、マニュアルを練習してから、オートマでドライブをしたようなものでしょうか。毎日、練習したから外に出るまでに、90日で90時間以上のフライト経験を積んでいたことにもなります。
 それからは楽しくて、飛ばすことに夢中になりました。
 2015年7月には、ドローンを飛ばす友人たちと、舞子スノーリゾート(新潟県南魚沼市)のスキー場を借り切ってドローン合宿を1泊2日でしました。そのころは、首相官邸でドローンが発見されて3か月後のことです。世の中的にはドローンを持っているだけで逮捕されそうなとき。ビルの中でドローンを持って歩いていると、警備員が4人集まってくる、みたいな状況でした。仲間は全員が全員、どこかで飛ばしたい、とストレスを感じていました。そこで、知り合いがたまたま舞子スキー場のオーナーだったので、スキー場を借り切ったらいいんじゃないかってなって、合宿をしたんです。その仲間達が、ファンドのアドバイザリーボードのメンバーだったりするわけです。そんな大人達がひたすら飛ばす。きわめて楽しい。だから、僕の原点は、「飛ばして楽しい」でした。

<5月30日の発表会では、あいさつに登壇した千葉氏はドローンの操縦を披露したうえで、自身で撮影した映像を編集してオープニング映像として流し、〝ドローン好き〟を証明してみせた>

ドローンファンド設立発表会で自ら小型ドローンのフライトを披露する千葉功太郎氏=5月30日、東京・永田町のGRID

「楽しい」から課題感、危機感、そして使命感のファンド設立へ

 その後僕は、慶應義塾大学SFC研究所「ドローン社会共創コンソーシアム」の設立に関わる機会がありました。大学でドローンの講義が始まり、研究所がたちあがって、アカデミックな立場からドローン業界を見るようになりました。「楽しい」という理由で飛ばしはじめて2年間で、だいぶ理解も認識も深まったんです。
 それでもまだ、フラストレーションが残っていました。
 ぼくはビジネスマンで、投資家です。「今のままでは、〝ドローン好きのおっさんたちのコミュニティー〟、以上のものが生まれないのではないか、という課題感」や、「世界で戦えるだけのドローン企業が、日本から生まれるのが、難しいのではないか」という危機感が。だれかが音頭をとらないかな、誰かがリスクをとらないかな、と1年ほど様子をみていても、誰かが手をあげる様子はない。
冷静に考えてみれば、ドローンを愛していて、ドローンのコミュニティーから認められていて、起業家で、投資家っていう日本人は、そうそういないわけです。
 そこで、「自分でやらなければ」と使命感が芽生えてきたわけです。自分がやらないと、課題が解決できないかもしれない、という思いですね。それで昨年12月ぐらいから本気で準備をし、先日(5月30日)の発表に至ったわけです。

<「私の3つの特徴は、第1に、ドローンについてはそこそこがんばってきたので、結構詳しいです。第2に、インターネット業界でいわゆるエンジェル投資家として、50のスタートアップを応援しています。第3に起業家としていくつかの上場企業をたちあげています」(5月30日の発表会でのスピーチから)>

ドローンファンド設立の熱い思いを語る千葉功太郎氏=5月31日、東京・新橋のDRONE FUND

ファンドの〝根っこ〟は「楽しい」 「儲かるからドローン」ではない

 「使命感」と言いましたけど、根っこはやっぱり、「楽しい」があります。
 ファンド設立の発表会では、登壇者も参加者もみんな、楽しそうでしたよね。みんなドローンを飛ばしていましたし、子供のように目をきらきらさせていました。その楽しさが大事なんです。アドバイザリーボードのメンバーも、それを共有しています。
 ドローンをビジネスとして、「儲かるからはいります」みたいなタイプの人は一人もいないです。楽しいからこその危機感とも言えるかもしれません。基本は「楽しいよね」「こんなに心を豊かにしてくれるもの、ないよね」という根っこを共有している人ばかりです。
 投資先もそうですが、根っこが共通であるからこそ、その土台の上の、たとえばビジネスを大きくするといったハードな課題がつきつけられたときにも、それを乗り越えられると思うんです。「好き」が乗り越える原動力です。
 日本にもいいものを持っている企業があります。でも上手ではない。そこを手助けしたい。根っこがあれば、乗り越えられると信じています。

 <5月30日の発表会の席上、千葉氏は、日本のドローンスタートアップが育っていない理由を「リスクマネーの投資が十分ではないのではないか、インターネット業界的な経営手法が使えているだろうか、優れたテクノロジーを連携させたりプロデュースしたりすることができていないのではないか」と3点を指摘した>

頭の中にある「Team JAPAN Droneの完成図」

 僕は発表会の席上、〝日本ドローン株式会社〟のようなチームを、「Team JAPAN Drone」という形で作りたいと言いました。
 僕のアタマの中には、最初から完成図があります。たて軸に、農業、測量、空撮など展開される産業の領域があって、ヨコ軸にソフト、ハードの技術があります。たとえば人工知能とか、バッテリーとかが並びます。
 今後、ドローンが完全にひゅるひゅるとひとりで飛ぶ「ドローン前提社会」が到来しますが、その社会を構築するのに必要な技術要素がソフト、ハードともに、法整備も含めていっぱいあります。それをこのMAPが示しています。たて、よこの交差するところに、ビジネスチャンスが出てくるわけです。僕は、このMAPがきれいに埋まるように、ポートフォリオを作りたいと思っています。それぞれの欄に最適な、良い会社を探して埋めていく。全体としてドローン産業のビジネスとして成立できるようにするわけです。
 また、僕は全方位でやりたいと思っています。大きなビジネスになる可能性があると思っていますから。さかのぼれば、インターネット超黎明期のころに「楽天市場」がスタート(1997年5月1日に開設)しました。そのころは、インターネットでモノを売るという発想に、「誰が買うんだよ」みたいな議論がありました。でも今では当たり前です。SNSにも、大きなカテゴリーがうまれて、世界的に〝兆円企業〟が生まれています。ドローンでもそれが生まれる可能性があります。
 たとえば、研究開発部門を持っていない会社があったとして、外部技術を海外から買うのはもったいない。ドローンファンドのチームにその技術の研究開発を担う会社があれば、もったいない事態にはならずに、「Team JAPAN Drone」として大きくなれる可能性があります。
 また、チームとして「日本ブランド」であることは、MAPのピースすべてが日本企業で埋め尽くさなければいけないこと、とは思っていない。すべてが日本企業である必要は、僕はないと思っています。僕の仮説では、日本企業だけでは埋められないです。人工知能でどうしてもいいところがみつからない、ということになり、たとえばイスラエルにいいところがあるのなら、そこのベンチャーに投資をすべきだと思っています。
 大事なのはいいものを集めてくること。統合したブランドが日本発ということであればいいわけです。
 今回の1号ファンドですべてが達成するとは思っていません。1号ファンドの実績を示して大企業に関心を持って頂き、連携できればいい。2号ファンド、3号ファンドもスピード感をもって出してきます。

<「ドローンと一口に言っても、さまざまなレイヤーがあります。ドローンファンドはすべてのレイヤーをバランスよく出資させて頂いて、まるでひとつの大きな会社をつくるイメージで考えています」(5月30日の発表会での千葉氏の説明)>

千葉氏の考える「 Team Japan Drone の完成図」の空欄はこれから埋められて行く。

圧倒的に重要なことは、起業家の思いが社会を変える何かになるかどうか

 ドローンファンド設立の動機をもう一度整理すると、日本のプレゼンスが、世界の中でほぼゼロで、それをなんとかしたいから、ということです。なんとかする、とはどういうことかというと、シェアを取ること。大きなビジネスをしないとシェアがとれないので、このような戦略を描いたわけです。
 いろいろなメンバーがいますが、いずれも絶対にないといけないメンバーです。非GPS技術も、政策立案能力も、知財管理もすべて不可欠です。
 根っ子が大切、という話をしました。思いの部分です。ぼくが個人投資家として、起業家のみなさんの思いを実現させることををサポートしたいと思っています。
 設けや利益は、もちろん考えます。でも、思いのない人は続かないんです。たとえば、ものすごく能力の高い起業家がいたとして、そのひとが稼げるから、という理由で、なにかちょっとグレーゾーンのテクニカルなビジネスを考えて、確かに1億、2億円、稼ぎましたという話があったとしても、その話には夢がない。社会を変える原動力がゼロだからです。だからその話があっても、ぼく自身は投資、応援をする気にはなれない。
 ぼくにとっては、その起業家の思いが、社会を変える何かになるかどうか、という部分が圧倒的に重要です。何かの課題が解決されるとか。
 その意味では、志が高くなくちゃだめ。でも、志が高いとすぐに儲かるかというと、そうはいかない。それでも、それを飲み込めるかどうか。見る人が見ると、全然リスクではないというケースがあります。今回にもあります。
 そのリスクを適切にのみこめる投資家がいるかどうか。見る人がみると、そのリスクは、リスクでではないと思います。

個人投資家とはお金を出す人ではなく、応援する人

 「投資してください」という話はよく来ます。ぼくのスタイルでは、ダメだと思ったらダメだと言うのと同時に、どうなればいいのか、ということを伝えます。それをどのぐらいの短期間で次のボールを打ち込んでくるかをみています。でもこれをやるとだいたい1回目のダメ出しで、半分は消えます。1回のダメ出しで消えるぐらいの弱い根っこでは、結局は投資しても、続かないだろうと思っています。
 今回のドローンファンドでいえば、投資先となるメンバーは、ドローンに一生を捧げる覚悟があるメンバーばかりです。ドローンの事業に携わりたいと本当に思っているメンバーなので、業態がどう転換しても、彼らはこのマップのどこかで、しっかりと生きていきます。だから逃げない。ぼくも逃げない。逃げない者同士で固めることがなによりも大切なことなのです。
 個人投資家は、勘違いされているようですが、投資をしたいわけじゃない。したいのは根っこがある起業家の応援です。

ドローンへの熱い思いを持った起業家たちが、今後生み出して行くものに期待が集まる=5月30日、東京・平川町で行われたドローンファンド設立発表会

日本で海外勢がビジネス・・・そうなりかねない業界地図を塗り替えたい

 このまま何もしなくても、日本には自動的に「ドローン前提社会」が訪れます。日本国内にはさまざまな国のソリューションが入ってきます。日本でさまざまな国々が商売をされていくでしょう。さまざまな国にビジネスをされる国になりかねないのです。
 ドローンファンドは、「さまざまな国」のほとんどを海外勢が占める現在のドローン業界地図を塗り替えたい。日本国内はもちろん、世界の中でも「日本の点検ソリューションはいいよね」と言われたい。攻めこめる日本的なものはあると思っているので。
 たとえばインフラ点検は、世界的には大きな市場です。アフリカで道路の点検をやっている、という発表がありましたが、道路は世界中にありますから。一方で日本はインフラ老朽化先進国。しかもクオリティに厳しい。ということは、日本が徹底的にインフラ点検、橋梁、トンネルのソリューションにかかわる技術を磨ければ、これから5年、10年、15年たって、海外が老朽化に直面したさいに、日本は有利になります。
 もう一度いいますが、日本にはいいものがあるのです。プロデュースが上手ではないのです。そこを乗り越えれば、日本は世界に存在感を示せると信じています。(以上)

日本のプレゼンスを高めたいと話す千葉功太郎氏。

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