DroneTimes主催「第3回ドローントークPIT」開催 〝ガテン系〟職場でドローンが活躍する可能性とは!

DroneTimes主催「第3回ドローントークPIT」開催 〝ガテン系〟職場でドローンが活躍する可能性とは!

ドローンとその周辺情報を発信する専門サイト、「ドローンタイムズ」は19日、ドローンについてテーマを設定して歓談するイベント「第3回ドローントークPIT(ピット)」を、東京・大手町の産経新聞社本社で開催した。「ドローン×ガテン系」をテーマに、建設や測量などの職場で、ドローンが活躍する可能性について意見交換した。


「ドローン×ガテン系」の会場となった産経新聞社の会議室は満席の大盛況で、「トークPIT」は乾杯からスタートした。

土台作りはまだ途上で、今後にチャンス。ただし課題も

会場を明るく楽しく盛り上げた司会のササモモこと佐々木桃子さん

 ゲストにはIT技術を活用して社会課題解決のソリュ-ションを提供するアイ・ロボティクス(東京)CEOの安藤嘉康氏、同社COOの小関賢次氏、同社取締役の古宇田卓取締役、PwCコンサルティングの寺本勝俊マネージャー、植木商事の植木将夫社長が登壇。司会は、ドローンを活用して女性の自立を支援する活動を展開する「ドローン女子」の代表で業界では「ササモモ」として知られる、佐々木桃子さんが務め、会場を華やかに盛り上げた。
 PITでは安藤氏が「キツイ、きたない、危険、と言われている職場は人が減り、高コストにもなっている。魅力ある職場にする可能性のひとつにドローンの活用があるのではないか」と問題提起。小関氏がドローンを利用したレーザー測量や写真測量が、測量を簡単にし現状を打開する可能性があることを紹介した。古宇田氏は「ルール作りも道半ば。その意味では土台が固まっていないので、これからがチャンス」などと話をした。
 一方、寺本氏は、ポーランドではすでに法制化が整っていると紹介。「だからといって、日本が遅いのではなく、日欧の文化の違いだろう。日本は細やかで、何事も未然に防ぐ考え方がある。たとえば外壁は10年が経過したら塗装をするが、ヨーロッパはそうではない。せいぜい20年経過したら、塗装し直すところが出始めるぐらいだ」などと開設した。
 植木氏はドローンに大きな可能性があることを認めたうえで、「橋梁や集合住宅など構造物のそばでは、ドローンの飛行を安定させるGPSが途切れたり、反射したりするため、GPSに依存できず、手動で操縦できる技術を持っていることが重要だ。しかし日本には、ドローンを飛行させたうえで、さらに現場作業に対応できるほどの高い技術を持つ操縦者が圧倒的に少ない。腕のある操縦者の育成が重要」などと課題を指摘した。
 「ドローントークPIT」は、ドローンの可能性や魅力を身近に感じることができるよう、初心者、専門家など層を問わずにゆるやかな雰囲気で歓談するイベントとして、3月にスタートした。
 今回、ドローントークPITで初司会を務めたササモモさんは、「司会を務めたのは3月に福島県郡山市で開催された福島ドローンサミットに務めて以来で人生で2度目。緊張しましたが、登壇者のみなさまや、来場者のみなさまが温かく接して頂いて、とても楽しくすごせました。話の内容は初めて聞くことや、専門的なこともあって勉強になりましたし、ドローンに大きな可能性がありそうだな、と感じることもできました」と話した。
 会場からは、「雰囲気や内容がほかのセミナーとは違い独特の親しみやすさがある」、「これだけの論者の話を直接聞けて楽しかった。時間が足りないぐらい」、「トークの途中でササモモさんが、独自の視点で質問をしたのが、参加者の理解を助けたと思う。ササモモさんの司会は明るくてよかった」などの声が聞かれた。
 次回は6月9日(金)に「女子力」をテーマに開催する予定だ。

アイ・ロボティクスの安藤嘉康CEO(右)と植木商事の植木将夫社長

PwCコンサルティングの寺本勝俊マネージャー

アイ・ロボティクスの小関賢次COO

アイ・ロボティクスの古宇田卓取締役

この記事のライター

関連する投稿


【橋梁・トンネル技術展/トークPIT】首都高・土橋氏がスマート点検とドローン語る! 新曲『fly』のSaashaも!

【橋梁・トンネル技術展/トークPIT】首都高・土橋氏がスマート点検とドローン語る! 新曲『fly』のSaashaも!

 産業用ドローンゾーンを設置する「橋梁・トンネル技術展」に合わせ12月1日に開催する雑談系交流イベント「トークPIT(特別板)」に、ゲストとして首都高速道路株式会社の土橋浩保全・交通部長をお迎えし、点検業界の話題をさらったスマートインフラ管理システム「i-DREAMs」の現在と、ドローンに対する期待を語って頂きます!


ドローンとの縁?1曲目は『fly』! Saasha、11月15日にミニアルバム『Flapping』でCDデビュー

ドローンとの縁?1曲目は『fly』! Saasha、11月15日にミニアルバム『Flapping』でCDデビュー

R&BシンガーのSaashaが11月15日、ファーストミニアルバム『Flapping』でCDデビューする。5曲すべてSaashaの自作曲。ホビー系ドローン企業のイメージガール経験も持ち、ドローンタイムズの雑談系交流イベント、「トークPIT」でも披露したパワフルな歌声を堪能できる。


「第6回ドローントークPIT sponsored by 国際航業」開催 勝俣氏、鎌形氏が〝緑と赤〟競演で大盛況

「第6回ドローントークPIT sponsored by 国際航業」開催 勝俣氏、鎌形氏が〝緑と赤〟競演で大盛況

ドローン情報専門のウェブサイト、ドローンタイムズは9月22日、雑談系交流会「第6回ドローントークPIT sponsored by国際航業」を開きました。「ドローン×大地の恵み」のテーマに掲げ、〝その道〟の第一人者お2人をお招き。お2人の衣装が赤と緑という、まさかのリアルマリオで、会場は開始前から盛り上がりました。


熱気に満ちた第5回ドローントークPIT「ドローン×ジモトノチカラ」 田村市、那賀町、skyerの取り組みは

熱気に満ちた第5回ドローントークPIT「ドローン×ジモトノチカラ」 田村市、那賀町、skyerの取り組みは

 ドローンタイムズは7月14日、「ドローン×ジモトノチカラ」をテーマに「第5回ドローントークPIT」を開催しました。異なる立場の論客3人が思いの込もった発表を披露すると、ファシリテーター・ササモモさんの問いかけをきっかけに、満席の客席から積極的な発言が相次ぎ、会場は異常なほどの熱気と笑顔で満たされました。


インストラクターもグラドルも! 熱気に包まれた第4回ドローントークPIT華やかに開催 「未来はドローンと女子力で開ける!」

インストラクターもグラドルも! 熱気に包まれた第4回ドローントークPIT華やかに開催 「未来はドローンと女子力で開ける!」

 ドローン関連情報の専門サイト、「ドローンタイムズ」は6月9日、雑談系交流イベント「第4回ドローントークPIT」を開催しました。「ドローン×女子力」をテーマに、パイロット、グラビアアイドル、インストラクター、ビジネスユーザーら各界のスタープレイヤーである女子が登壇、満席の会場は華やかな熱気で満たされ大盛況でした。


最新の投稿


DJI、世界中の絶景空撮作品を「東京カメラ部 2018 写真展」に出展

DJI、世界中の絶景空撮作品を「東京カメラ部 2018 写真展」に出展

DJI JAPAN 株式会社(東京都港区)は、 4 月 26 日 (木)から 5 月 5 日(土)まで、渋谷ヒカリエにて開催される「東京カメラ部 2018 写真展」に協賛し、日本の四季や世界各国から集められた空撮作品を出展する。


ドローンの識別システム市場は2022年までに年平均で64%の成長予測

ドローンの識別システム市場は2022年までに年平均で64%の成長予測

米国ヒューストンのリサーチ N レポート社は、グローバルUAV識別システム市場調査レポート2017を発表し、2022年までに年平均成長率(CAGR)が64%に達すると予測した。


国交省、「ドローン✕インフラメンテナンス」セミナーを開催 第1回はドローン関連政策・技術開発動向

国交省、「ドローン✕インフラメンテナンス」セミナーを開催 第1回はドローン関連政策・技術開発動向

インフラメンテナンス国民会議では、小型無人航空機によるインフラ点検・診断技術の試行・導入等を支援するための情報交換の場となることを目指し、以下のとおり、行政担当者や民間事業者等を対象としたセミナーを開催します。


ORSOがドローンプログラミングが学べるアプリ「DRONE STAR(C)プログラミング」の配信とサービス開始

ORSOがドローンプログラミングが学べるアプリ「DRONE STAR(C)プログラミング」の配信とサービス開始

ITサービス開発とドローン利活用推進を手掛ける株式会社ORSO(東京都千代田区)は、 誰でも簡単にドローンプログラミングが学べるアプリ、 「DRONE STAR(C)プログラミング」を4月17日から配信し、 サービスを開始した。


ネイチャーサービス、国立公園4箇所のドローン映像を無償提供開始

ネイチャーサービス、国立公園4箇所のドローン映像を無償提供開始

特定非営利活動法人Nature Service(埼玉県坂戸市/ネイチャーサービス)は、 4月23日より、 阿寒摩周国立公園、 十和田八幡平国立公園、 日光国立公園、 慶良間諸島国立公園の4箇所のドローン空撮映像の無償提供を始める。