【第3回国際ドローン展2017】3DR SOLOの測量ソリューション Site Scanを芝本産業と日創建が協力して販売

【第3回国際ドローン展2017】3DR SOLOの測量ソリューション Site Scanを芝本産業と日創建が協力して販売

第3回 国際ドローン展2017に、3D Robotics社のドローン「SOLO」の輸入販売を手掛ける芝本産業株式会社が出展した。空撮測量から3D化までを自動で処理する測量ソリューションのSite Scanで、新たな測量現場の利活用を提案している。


産業用途へと進化したSOLOのSite Scan

 Site Scanは、日々の測量や土量管理を手軽に行うためのトータルソリューション。利用するドローンは、米国3D Robotics社のSOLO。搭載するカメラは、SONY R10Cというレンズ交換が可能なミラーレス一眼。その特徴は、ファインダーや液晶がないコンパクトな設計。撮影した画像は、3DR社の提供するクラウドに送信して、点群やメッシュやオルソモザイクに等高線など、用途に応じて加工できる。クラウドを活用することで、現場で撮影した画像データを離れたオフィスや他の現場からも、インターネットを使ってアクセスできる。
 何よりも注目するポイントは、ドローンのSOLOをフライトさせるために用意されているSite Scanの飛行用アプリ。iPadなどのiOSに対応したアプリで、計測したいエリアの地図を表示したら、タッチ操作で測量範囲を指定するだけの操作になる。後は、測量する範囲や画素の精度などを自動で計算し、飛行にかかる時間とバッテリー残量などを計算してくれる。ドローンの操縦には自信がない、という現場の担当者でも一度フライトプランを設定してしまえば、後は同じ空域であれば繰り返し自動飛行で測量できる。その結果、外部の測量士やパイロットに依頼したり、計測のために現場の建設作業を長時間にわたって中断することなく、昼休みなどに手ばやく毎日でも空からの測量が可能になる。

芝本産業の展示ブースで紹介されていた3D Robotics社のSOLO。搭載カメラは、SONY R10Cというレンズ交換が可能なミラーレス一眼カメラ。

飛ばせば飛ばすほどメリットが出てくるSiteScan

 芝本産業株式会社では、SiteScanを日本で広く販売していくために、実際の導入ユーザーでもあり、二次販売店となる株式会社日創建が中心となって、導入から運用のサポートまでをワンストップで提供していく。その販売モデルは、まだ正式なものではないが、初年度のイニシャルコストがおよそ300万円。この価格には、ドローンの操作や測量に必要なSite Scanアプリのトレーニングから、ドローンやクラウドやアプリなどのライセンス料も含まれる予定。したがって、現場でドローンを飛ばせば飛ばすほど、一回のフライトコストは安くなる。仮に年間で100回のフライトを行えば、一回のコストは3万円になる計算だ。
 実ユーザーでもある日創建によれば、SiteScanによるドローンのフライトは完全に自動化されているので、アプリの操作を覚えてしまえば、測量士やドローンパイロットのような専門家でなくても、手軽に飛ばせるようになるという。その測量画像や解析データは、i-constructionで求められるほどの精密さはないものの、これまでデータとして見える化されてこなかった日々の現場の状況や土量管理を革新する測量ソリューションとなる。さらに芝本産業と日創建のパートナーシップに関しても、米国の3D Robotics社も注目していて、日本からのアドバイスを求めてきているという。芝本産業の事業開発部の小林正幸次長は「SiteScanの魅力は、圧倒的な使いやすさにあります。加えて、ITを活用した計測技術に長けた日創建と組むことで、日本の建設現場に求められる空からの測量ソリューションを提供できると考えています」と語る。

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