ドローンが米国や中国などで59名の人命を救助=DJIレポート=

ドローンが米国や中国などで59名の人命を救助=DJIレポート=

DJIは、Lives Saved:A Survey of Drones in Action(人命救助:ドローンの実態調査)と題するレポートを発表した。レポートによれば、ドローンは米国や中国などで18件の事例を通して、59名の人命を救助した。


毎週1名の命を救うドローンの活躍

DJIのレポートに記載されている18件の事例は以下のようになる。

カナダ   2013年 3月 9日  1名 
      赤外線カメラが雪原で人間を見つける
アメリカ  2015年 3月17日  4名 
      ボランティアがドローンで4名の救助を補佐
アメリカ  2015年 6月30日  2名 
      ドローンが10代の子供にライフベストとロープを空輸
中国    2015年11月 8日 14名 
      大雨で閉じ込められた労働者に救助物資を空輸
中国    2016年 5月 5日  6名 
      洪水で取り残された人々にライフジャケットや食料を空輸
アメリカ  2016年 6月21日  1名 
      草に埋もれて行方不明の女性をドローンで発見
アメリカ  2016年 7月13日  2名 
      心臓発作で苦しむ祖父と孫娘をドローンが発見
アメリカ  2016年 8月24日  1名 
      カヤックで行方不明になった人を捜索
中国    2016年 8月26日  3名 
      洪水で取り残された人をドローンで発見
中国    2016年 9月 1日  3名 
      洪水で孤立した兵士をドローンで捜索
アメリカ  2016年 9月17日  1名 
      行方不明のハンターと愛犬をドローンで発見
アメリカ  2016年10月 9日  1名 
      ハリケーン・マシューで家に取り残された人をドローンで撮影
カナダ   2016年10月14日  1名 
      認知症の男性を夜のとうもろこし畑で発見
UAE   2016年10月27日  2名 
      熱センサーやブイを備えたドローンが海岸で人命を救助
中国    2016年11月26日  1名 
      行方不明のハイカーをドローンデ発見
アメリカ  2017年 1月14日  2名 
      熱センサーを搭載したドローンが夜間にカヤックを発見
トルコ   2017年 2月15日 10名 
      降雪地帯で行方不明の撮影スタッフを発見
カナダ   2017年 2月20日  4名 
      行方不明のスキーヤーとスノーボーダーを発見

 最初の事例が2013年となっているが、2016年3月から2017年の2月までの42週間では、38名の人命が救助されている。概ね一週間に1名の命がドローンによって救われた計算になる。日本でも山岳救助や冬山での遭難者を探すための実証実験などが行われているが、今後も世界各国で災害救助や行方不明者の発見で、ドローンがより多くの人命救助に寄与していくだろう。

中国のニュースサイトに掲載された救助の様子

この記事のライター

関連するキーワード


DJI 人命救助

関連する投稿


DJI が注目の産業用ドローン「MATRICE 200シリーズ」を「ジャパン・ドローン2017」に国内初出品

DJI が注目の産業用ドローン「MATRICE 200シリーズ」を「ジャパン・ドローン2017」に国内初出品

DJI JAPAN 株式会社(本社:東京都港区、 代表取締役:呉 韜(ご とう))は、 3月23日(木)から25日(土)までの3日間、 千葉の幕張メッセで開催される「ジャパン・ドローン 2017」に出展し、 今年2月に発表した注目の「MATRICE 200シリーズ」を国内で初めて出品する。


「桜。旅立つ君へ。」ーDJIによるドローン空撮物語

「桜。旅立つ君へ。」ーDJIによるドローン空撮物語

桜。この季節になる度に思い出すものはありますか?別れ、旅立ち、そして新たな出会い。この動画は、DJIがお送りするとある春の物語。


米国のドローン市場を左右する重要人物たち

米国のドローン市場を左右する重要人物たち

米国のドローンメディアのdronelife.comは、2017年2月に「ドローン産業で影響力のある人物」というテーマの記事を掲載した。


システムファイブ、DJIドローン 飛行申請サポートセミナー  4/12開催!

システムファイブ、DJIドローン 飛行申請サポートセミナー  4/12開催!

本セミナーでは、実際に申請に用いた書類を用いながら、どのような流れで申請するのか、またどのような点に注意すれば良いのかを、JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)・DJI社認定インストラクターとして活躍中の講師が丁寧に解説します。


国立市と株式会社セキドが防災協定を締結 災害時にドローンで被災状況を収集

国立市と株式会社セキドが防災協定を締結 災害時にドローンで被災状況を収集

東京都国立市(永見理夫市長)とDJI社の正規代理店でありドローンのパイロット育成に力を入れている株式会社セキド(本社:東京都国立市、代表取締役:大下貴之)は3日、災害時のドローンによる被災現場情報収集などで防災協定を締結した。


最新の投稿


試行錯誤公認(⁉)の「サンドボックス特区」導入でドローン普及を! 牧浦土雅氏が熱弁

試行錯誤公認(⁉)の「サンドボックス特区」導入でドローン普及を! 牧浦土雅氏が熱弁

 ドローンの普及にはルールの抵触を気にせずに試せる〝サンドボックス特区〟を|。社会活動家、社会起業家として知られる牧浦土雅氏が、幕張メッセ(千葉市)で開かれている国内最大のドローンカンファレンス「ジャパンドローン2017」のステージに登壇し〝日本版サンドボックス〟の導入の重要性について熱弁をふるった。


AirSelfie、ポケットサイズの空飛ぶセルフィーカメラを発表

AirSelfie、ポケットサイズの空飛ぶセルフィーカメラを発表

AirSelfie社は本日、スマートフォンと一体化する初めてのポケットサイズの空飛ぶセルフィーカメラ「AirSelfie」 (エアセルフィー) を発表した。同社ウェブサイト (airselfiecamera.com) において特別価格による予約受付を開始。


【基調講演】インテルが目指すドローンテクノロジーの未来

【基調講演】インテルが目指すドローンテクノロジーの未来

Japan Drone 2017に出席のため来日したインテルのアニール・ナンデュリ副社長が基調講演に23日、登壇した。米国で加速している取り組みを中心に、インテルが目指すドローンテクノロジーの未来について講演した。


長野県伊那市がドローンフェス in INA Valley の開催を発表 野生獣の検知(個体認証)にドローン活用

長野県伊那市がドローンフェス in INA Valley の開催を発表 野生獣の検知(個体認証)にドローン活用

長野県伊那市の白鳥孝市長は、日本最大のドローンの展示会「Japan Drone 2017」で平成29年10月18日から20日までの3日間、伊那市の鹿嶺高原(標高1,800m)で、野生獣の検知(個体認証)をミッションとする協議会を開催すると23日、発表した。


【基調講演】無人航空システム:空域における自律化と統合を実現するドローンの設計とは?

【基調講演】無人航空システム:空域における自律化と統合を実現するドローンの設計とは?

「ジャパン・ドローン2017」基調講演で、ロボティクス分野と無人航空機テクノロジー分野では世界の第一人者と言われるデンバー大学のK・バラバニス博士が登壇し「無人航空システム:空域における自律化と統合を実現するドローンの設計とは?」について講演した。